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西武エルネスト・メヒアが退団、来日8年で通算142本塁打

2021 7/26 15:31SPAIA編集部
エルネスト・メヒア,ⒸSPAIA
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「家族がいないことは本当に大変でした」

西武はエルネスト・メヒアから退団の申し出があり、26日にウエイバー公示の手続きを行ったと発表した。

メヒアは「いま世界中がとても困難な時期であり、世界の反対側から日本に来た私にとって、家族がいないことは本当に大変でした。残りの2021シーズン、チームメイトの活躍を祈念し、チームメイトが健康で、力強くフィニッシュし、優勝できることを願っています。ライオンズファンの皆さん、2014年から長きにわたり熱いご声援をいただき本当にありがとうございました。皆さまには私の想いをご理解いただければ幸いです。家族を優先しなければならないということをお詫び申しあげます。これからもライオンズをずっとずっと応援し続けてください、私も異国の地から応援しています」とコメントしている。

渡辺久信GMも「2014年から8年ほどライオンズで一緒に戦ってきましたので、退団することになりすごく残念です。ただ、ご家族のことが一番の理由とのことでしたので、これは仕方ないことだと思います。性格も良くて、日本の野球をリスペクトしてくれていた選手でした。とても感謝しています」と退団を了承した理由を説明した。

ベネズエラ出身のメヒアは、来日1年目の2014年に34本塁打でタイトルを獲得。身長198センチ、体重118キロの体格を活かした打撃でチームに貢献した。2015年も27本塁打、2016年は35本塁打をマークしたが、以降は成績が下降線を辿り、今季は16試合出場で打率.143、1本塁打、3打点にとどまり、6月29日に登録抹消されていた。

NPB通算142本塁打、406打点、打率.242。8年間にわたりファンに愛された助っ人が、不本意な形で日本を去ることになった。

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