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阪神は今季広島戦3戦3勝の秋山拓巳が先発 広島先発の森下暢仁は前回のリベンジなるか

2021 7/4 10:00SPAIA編集部
7月4日予告先発インフォグラフィック
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得意の鯉倒へ秋山拓巳が先発

7月4日予告先発インフォグラフィック


昨日はドラフト2位ルーキー伊藤将司の好投で、今カード1勝1敗のタイに戻した阪神。リーグ戦再開後初の勝ち越しへ、今日は秋山拓巳が先発マウンドに上がる。

今季は11試合に先発して6勝4敗、防御率3.46、QS(6回以上自責点3以下)を7度記録するなど、チーム屈指の安定感を誇る。ただ、前回登板した6月27日のDeNA戦では5回8安打6失点と大乱調。これまで10試合で被本塁打率は0.86だったが、この日は初回にオースティン、4回にソト、5回に桑原将志と、まさかの3被弾でKOされた。

広島戦には3試合先発して3勝負けなし、防御率1.69。3試合全てでHQS(7回以上自責点2以下)を記録するなど、完ぺきに広島打線を封じている。特に、菊池涼介を.200、鈴木誠也を.111と打線の要となる打者をしっかりと抑えていることが好投の要因だろう。

背後には2位巨人が1.5差に迫ってきている。得意の広島戦で自身の連敗を止めるとともに、5カードぶりの勝ち越しを決めたい。

前回初黒星喫したリベンジなるか

広島の先発は森下暢仁。ここまで11試合に先発して4勝4敗ながら、防御率はリーグ2位の2.36、QS率は90.9%と、昨季の新人王は今季もエース級の投球を見せている。前回登板した6月27日の中日戦では8回で8安打を浴びるも、粘りの投球で1失点に抑えた。

阪神戦には今季2試合に先発して1勝1敗、防御率3.27。前回対戦時の4月14日にはマルテと佐藤輝明に被弾し、5回5失点で降板。通算5戦4勝負けなしだった相手に初黒星を喫した。また、今季唯一QSを逃した試合でもあった。今回はそのリベンジを果たすマウンドとなる。

マツダスタジアムでは今季6試合に先発して防御率2.13、WHIP0.94と抜群の安定感を誇る。ファン投票でプロ入り初となるオールスター出場も決まった。ファンへ感謝の思いを込めて、本拠地のマウンドに立つ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-巨人・髙橋優貴(神宮)
中日・勝野昌慶-ヤクルト・石川雅規(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
西武・ニール-オリックス・宮城大弥(メットライフドーム)
ロッテ・小島和哉-楽天・瀧中瞭太(ZOZOマリン)
日本ハム・池田隆英-ソフトバンク・レイ(那覇)

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