「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【プロ野球予告先発】オリックス宮城大弥はリーグ単独トップ8勝目なるか

2021 6/27 11:00SPAIA編集部
オリックス宮城大弥と西武ニール
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

西武戦は今季2戦2勝、防御率1.98と好相性

オリックス宮城大弥と西武ニールのインフォグラフィック


オールスターファン投票の先発投手部門中間発表で12球団トップのオリックス・宮城大弥が、今日27日の西武戦(京セラドーム大阪)に先発する。

大ブレイクしている今季はここまで同僚の山本由伸、楽天の早川隆久と並ぶリーグトップの7勝(1敗)をマーク。防御率2.06も山本由伸に次いでリーグ2位と申し分のない成績だ。

平均143.8キロのストレートと同106.3キロのカーブは、実に40キロ近いスピード差。さらにスライダー、チェンジアップ、フォークも交えながらパ・リーグの強打者を翻弄している。

西武戦は今季2戦2勝、防御率1.98。3月27日(メットライフ)は7回8三振1失点、5月3日(メットライフ)は6.2回5三振2失点でいずれも白星を挙げ、計13.2回で13三振を奪っている。

さらに直近では6月9日の巨人戦(京セラ)で7回13三振1失点、同20日の楽天戦(楽天生命)で8回4三振無失点と連勝しており、内容もいい。

興南高から入団して2年目の19歳。天井知らずの成長力でリーグ単独トップの8勝目をもぎ取るか注目だ。

西武ニールは昨季オリックス戦で防御率7.16

一方、西武の先発はザック・ニール。今季は新型コロナの影響で合流が遅れ、5月下旬にはPCR検査で陽性判定を受けた源田壮亮の濃厚接触者として抹消されたため、まだ4試合しか登板していない。それでも1勝1敗、防御率3.04とまずまずの成績を残している。

ストレートの平均は140キロ台前半と速くないが、ツーシームを中心とした動くボールでゴロの山を築かせている。

ただ、オリックスとの相性は良くない。今季は初登板だが、昨季は3試合に登板して0勝2敗、防御率7.16。吉田正尚に7打数4安打、杉本裕太郎に5打数3安打、T-岡田に7打数3安打1本塁打、モヤに2打数2安打1本塁打と主力に軒並み打ち込まれているのだ。

オリックス打線は好調だけにコントロールミスは命取りになる。チームとしても、上位に引き離されないためにもここは踏ん張りどころだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・アルバート・スアレス-巨人・髙橋優貴(神宮)
阪神・秋山拓巳-DeNA・大貫晋一(甲子園)
広島・森下暢仁-中日・勝野昌慶(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-ロッテ・小島和哉(静岡)
楽天・瀧中瞭太-ソフトバンク・和田毅(楽天生命パーク)

【関連記事】
プロ野球 AI勝敗予想
オリックスの歴代新人王一覧、19歳・宮城大弥は40キロ緩急で10人目狙う
オリックス躍進の要因は捕手起用?伏見寅威を重用する中嶋聡監督の眼力