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【セ・パ予告先発】ヤクルト・小川泰弘と巨人・戸郷翔征で接戦必至

2021 6/26 11:00SPAIA編集部
6月26日予告先発インフォグラフィック
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小川泰弘は与四球率リーグトップの1.26

6月26日予告先発インフォグラフィック


首位・阪神を追いかけるヤクルトと巨人の3連戦2戦目は、ヤクルト・小川泰弘と巨人・戸郷翔征が先発する。

小川は今季12試合に登板して6勝2敗、防御率3.64。ノーヒットノーランを達成し、10勝(8敗)を挙げた昨季から好調を持続している。

全体の半分近い46.1%を占めるストレートにチェンジアップ、スライダー、カットボール、フォーク、シュート、カーブと球種も豊富。右打者の36.2%、左打者の27.3%を外角低めに集めており、丁寧な投球が持ち味だ。今季の与四球率は規定投球回到達者でリーグトップの1.26を誇る。

巨人戦は4月2日(東京ドーム)に登板し、8回途中4安打無失点で今季初勝利を挙げた。5月15日以降はきっちり中6日のローテーションを守っており、調整に抜かりはないだろう。相手先発も7勝を挙げている戸郷だけに、まずは立ち上がりに注意して接戦に持ち込みたい。

戸郷翔征は今季リーグトップタイの7勝

巨人・戸郷翔征はここまで7勝3敗と白星が先行しているものの、防御率は4.06と不安定さものぞかせる。それでも直近の2試合は6月12日のロッテ戦、同19日の阪神戦といずれも7回2失点だった。

ヤクルト戦は4月3日(東京ドーム)に先発し、初回に村上宗隆に2ランを浴びたものの8回2失点。引き分けたため勝敗はつかなかったが、悪くない内容だった。

平均147.8キロのストレートとフォーク、スライダーが命綱。今季の奪三振率は規定投球回到達者でリーグ3位の8.62と高いが、逆に与四球率はリーグ10位の3.80と制球に不安を残す。

ヤクルトは6月に入って12勝7敗と調子を上げており、十分な注意が必要だろう。エース菅野智之が登録抹消中の非常事態だけに、戸郷の右腕にかかる期待は大きい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・伊藤将司-DeNA・阪口皓亮(甲子園)
広島・大道温貴-中日・小笠原慎之介(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-ロッテ・岩下大輝(静岡)
楽天・高田孝一-ソフトバンク・ニック・マルティネス(楽天生命パーク)
オリックス・山﨑福也-西武・今井達也(京セラドーム大阪)

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