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阪神・西純矢はプロ初登板初先発初勝利なるか ヤクルト・田口麗斗は1か月ぶり白星狙う

2021 5/19 11:00SPAIA編集部
5月19日予告先発インフォグラフィックⒸSPAIA
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高卒2年目右腕がプロ初先発

5月19日予告先発インフォグラフィックⒸSPAIA


阪神の2019年ドラ1右腕・西純矢が今日19日のヤクルト戦で一軍デビューを果たす。今年初めて一軍キャンプに参加し、開幕ローテも争った期待の剛腕が、本拠地・甲子園でプロ初登板初先発初勝利を狙う。

ファームでは6試合に先発し、2勝1敗、防御率3.44。直近の登板となる9日ソフトバンク戦では、7回5安打2失点の好投で、一軍の座を勝ち取った。奪三振率6.09、与四球率4.76とまだまだ粗さは残るが、150キロ超のストレートやキレのあるスライダーをはじめとした多彩な変化球は、一軍でも十分通用するだろう。

相対するヤクルト打線は、前日に15安打14得点と絶好調。デビュー戦としては手ごわい相手だが、怖いもの知らずの若さ溢れる投球を期待したい。

1か月ぶりの勝利となるか

一方、ヤクルトの先発は田口麗斗。開幕前に巨人からトレード移籍してきた左腕は、ここまで7試合に先発するなど、好調なチームを支える活躍を見せている。

防御率も3.29とまずまずの数字を残しているが、1勝2敗と勝ち星がついてこない。前回登板(12日広島戦)でも、7回5安打無失点と好投するも試合は0-0の引き分けに終わった。ただ、気迫のこもった投球で、QS(6回以上自責点3以下)も5度記録するなど、チームへの貢献度は高い。

阪神戦では2試合に先発し、防御率7.56と振るわない成績に見えるが、前回対戦(4日)では、6回8安打4失点(自責2)と、粘りの投球で猛攻をしのいでいた。

首位を快走する阪神の勢いを止めるためにも、4月20日以来となる勝利をつかみ取りたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・髙橋優貴-広島・九里亜蓮(東京ドーム)
DeNA・濵口遥大-中日・梅津晃大(横浜スタジアム)


【パ・リーグ】
楽天・則本昂大-日本ハム・加藤貴之(楽天生命パーク)
西武・今井達也-ソフトバンク・松本裕樹(メットライフドーム)
オリックス・山本由伸-ロッテ・岩下大輝(京セラドーム大阪)

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