約1か月ぶりの一軍マウンドへ
鯉のエースがようやく戻ってきた。今日18日の巨人戦(17時45分開始・東京ドーム)で、大瀬良大地が約1か月ぶりの先発マウンドに上がる。
今季4度目の登板予定だった4月16日の中日戦の前日練習で、右ふくらはぎを負傷。出場選手登録を抹消されていた。その後順調にリハビリを重ね、11日にウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰。先発として5回を投げ、6安打3失点の結果を残し、満を持して一軍復帰となる。
今季はここまで3試合に先発し、2勝0敗、防御率0.89とエースとして文句なしの成績。巨人相手にも4月9日に先発し、6回6安打6三振無失点で、白星をもぎ取った。
大瀬良が戦列を離れている間、チームは7勝11敗4分けと、なかなか波に乗れない状態が続いている。加えて、菊池涼介ら3選手の新型コロナウィルス陽性が判明。選手を入れ替えて戦わざるを得ない状況なだけに、エースにかかる期待は大きいだろう。
復調の試金石となる広島戦
対する巨人の先発は戸郷翔征。菅野智之が離脱している現状、エースとしての働きが期待される。
リフレッシュを兼ねた二軍調整から復帰した11日のDeNA戦では、6回5安打2失点。5四球を与えるなど安定感には欠ける内容だったが、ストレートは最速152kmをマークし、球威は戻りつつある。
今季の広島戦は2試合に先発しているが、ともに5回持たずにノックアウト。防御率9.39、与四球率7.04と惨憺たる数字が並ぶ。だが、昨季は3試合に先発し、2勝0敗、防御率1.66、被打率.176と広島を得意としていた。今季の成績はあくまで参考程度と考えた方がよいだろう。本来の状態を取り戻せているかどうかがカギとなりそうだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-中日・小笠原慎之介(横浜スタジアム)
阪神・西勇輝-ヤクルト・サイスニード(甲子園)
【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-日本ハム・金子弌大(楽天生命パーク)
西武・ダーモディ-ソフトバンク・武田翔太(メットライフドーム)
オリックス・宮城大弥-ロッテ・二木康太(京セラドーム大阪)
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