髙橋優貴は昨季DeNA戦の防御率11.12
巨人・髙橋優貴が開幕6連勝に挑む。今日12日のDeNA戦(横浜)に先発する3年目左腕は、今季6試合に登板してリーグトップタイの5勝(0敗)、リーグ単独トップの防御率1.71をマークしている。
前回5月4日の広島戦は勝ち星はつかず6戦6勝とはならなかったものの、7回5安打1失点と先発としての仕事は果たした。中7日と間隔は十分空いており、大きな不安要素は見当たらない。
SPAIAのデータでは平均141キロのストレートが全体の56.3%を占めており、121.3キロのスライダー、117.5キロのシンカーを合わせると96%を超える。スピードはそれほどなく、球種も少ないながらも、コーナーに投げ分けて打ち取る好例だ。
DeNA戦は今季初登板。昨季は3試合に登板して0勝1敗、防御率11.12と打ち込まれている。ルーキーイヤーの一昨年は1勝1敗、防御率3.80だったが、ソトに2発、宮崎敏郎とロペスに各1発と被本塁打4本を喫しており、今回も十分な注意が必要だろう。
3年目に覚醒した元ドラ1左腕が開幕6連勝なるか。エース菅野智之と主将の坂本勇人が登録抹消された窮地を救う好投が期待される。