今季5戦5勝、防御率1.80の高橋
5連勝中の巨人・髙橋優貴がハーラー単独トップの6勝目をかけて4日の広島戦(マツダ)に先発する。
八戸学院大からドラフト1位で入団して3年目。今季は開幕から見違える投球で5戦5勝、防御率1.80をマークしている。7回3失点で118球を投げた前回4月28日のヤクルト戦から中5日。そのヤクルト戦も中5日だったため調整次第ではあるが、これまでの投球を見ると不安要素は少ない。
ストレートは平均141.4キロとそれほど速い訳ではないが、意外に全体の57.1%を占めている。持ち球のスライダー、シンカー、カーブ、カットボールも含め、右打者の内角低め、左打者の外角低めへのコントロールが生命線だ。
広島戦は今季初登板。昨季は2試合に登板して1勝1敗、防御率1.80だった。會澤翼に5打数2安打1本塁打を喫しているが、今季好調の菊池涼介とは3打数1安打、鈴木誠也とは4打数1安打、田中広輔とは5打数1安打と相性は悪くない。
昨季は菅野智之が開幕13連勝したが、今季は覚醒した24歳の左腕がどこまで連勝を伸ばすか注目だ。