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オリックス#62 山崎勝己「ディクソンの女房役」【プロ野球去り行く戦士たちvol.11】

オリックス・バファローズの山崎勝己ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

引退後はオリックスのバッテリーコーチに就任

山崎勝己は2000年ドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。プロ5年目の2005年に初出場を果たすと、翌年から一軍に定着。10年にはチーム最多の73試合でスタメンマスクをかぶり、ソフトバンクとしては初のリーグ優勝に貢献した。

13年オフにFA権を行使し、オリックスに移籍。若手の台頭により2番手捕手として控えることも多くなる中、献身的なプレーでチームを支えた。

20年は開幕から二軍生活が続き、現役引退を決意。引退試合では8回に代打で出場すると、9回にはマスクをかぶって1点のリードを守り抜き、有終の美を飾った。

2014~20年オリックス:山崎勝とバッテリーを組んだ主な投手ⒸSPAIA


移籍後は主に助っ人右腕・ディクソンの女房役として、巧みなリードで好投を引き出した山崎勝。引退後はオリックスのバッテリーコーチに就任し、リーグ優勝を目指す後輩たちの指導に尽力する。

943試合300安打1175 112打点

■プロフィール
20年目 38歳 捕手
2000年ドラフト4位
報徳学園高-ダイエー-ソフトバンク-オリックス

■通算成績
943試合 300安打 4本塁打 112打点 85四球 153犠打 打率.196

企画・監修:データスタジアム

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