低めチェンジアップをジャストミート
日本のプロ野球よりひと足早くアメリカ・メジャーリーグが本格的に開幕した。2023年の第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)で日本代表として活躍したカージナルスのラーズ・ヌートバーは27日(日本時間28日)、ホームにツインズを迎えた開幕戦でいきなり今季初アーチ。チームも勝利し、最高のスタートを切った。
1番レフトで先発出場したヌートバーは、初回に先制点の足掛かりとなる安打を放つと、2回にはツインズ・ロペスの低めのチェンジアップをジャストミート。ライナー性の打球があっという間にライトスタンドに着弾する1号2ランとなり、5-3の勝利に貢献した。
昨季は109試合に出場して打率.244、12本塁打、45打点。今季は2022、23年にマークした14本塁打の自己最多更新も期待できるかもしれない。
さらに来年3月には第6回WBCも開催予定。再び「侍」の一員として雄姿を見るのが楽しみだ。