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来年WBCも期待?ヌートバーがMLB開幕祝砲!菊池雄星は日本人10人目の開幕投手も敗戦

2025 3/28 11:30SPAIA編集部
ラーズ・ヌートバー,Ⓒゲッティイメージズ

Ⓒゲッティイメージズ

低めチェンジアップをジャストミート

日本のプロ野球よりひと足早くアメリカ・メジャーリーグが本格的に開幕した。2023年の第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)で日本代表として活躍したカージナルスのラーズ・ヌートバーは27日(日本時間28日)、ホームにツインズを迎えた開幕戦でいきなり今季初アーチ。チームも勝利し、最高のスタートを切った。

1番レフトで先発出場したヌートバーは、初回に先制点の足掛かりとなる安打を放つと、2回にはツインズ・ロペスの低めのチェンジアップをジャストミート。ライナー性の打球があっという間にライトスタンドに着弾する1号2ランとなり、5-3の勝利に貢献した。

昨季は109試合に出場して打率.244、12本塁打、45打点。今季は2022、23年にマークした14本塁打の自己最多更新も期待できるかもしれない。

さらに来年3月には第6回WBCも開催予定。再び「侍」の一員として雄姿を見るのが楽しみだ。

日本人5人目の開幕戦勝利ならず

また、エンゼルスの菊池雄星は敵地でホワイトソックスとの開幕戦に先発し、6回5安打5三振3失点と先発としての役割は果たしたが、味方打線の援護に恵まれず敗戦投手となった。

菊池は2回、スレーターにソロ本塁打を浴びるなど3点を失ったものの、3回から立ち直り粘り強い投球。しかし、味方打線は8回まで0行進で、結果的には1-8の完敗だった。

日本人投手がMLBで開幕投手を務めたのは史上10人目。野茂英雄、黒田博樹、田中将大、山本由伸に続く5人目の開幕戦勝利はならなかった。

開幕投手を務めた日本人メジャーリーガー


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