「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

MLBポストシーズンで本塁打を放った日本人メジャーリーガー 大谷翔平が史上7人目の豪快弾

2024 10/6 13:49SPAIA編集部
ドジャースの大谷翔平,Ⓒゲッティイメージズ
このエントリーをはてなブックマークに追加

Ⓒゲッティイメージズ

初のポストシーズンでいきなり同点3ラン

ドジャースの大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたナ・リーグ地区シリーズのパドレス戦第1戦に1番DHで先発出場し、ポストシーズン自身初アーチを放った。

第1打席は左飛に倒れたものの、2回2死一、二塁で迎えた第2打席。パドレスの右腕シースのストレートを捉え右翼席に弾丸ライナーで飛び込む同点3ランを放った。

エンゼルスではポストシーズンに進出したことがなく、世界一を実現するためにドジャースに移籍。その初戦でいきなり豪快な同点アーチを放つとは、まさにスーパースターの為せるわざだ。

その後、第3打席でも中前打。第4、第5打席は空振り三振に倒れた。先発の山本由伸は3回5失点で降板したが、チームは7-5で先勝。6日(日本時間7日)の第2戦でパドレスはダルビッシュ有が先発するだけに、大谷との対戦が注目される。

 

松井秀喜が日本人最多10本塁打

MLBポストシーズンで本塁打を放った日本人メジャーリーガーは大谷で7人目。内訳は以下の通りとなっている(チーム名は当時の所属)。

1位 松井秀喜(ヤンキース)10本
2位 田口壮(カージナルス)2本
3位 井口資仁(ホワイトソックス)1本
3位 松井稼頭央(ロッキーズ)1本
3位 岩村明憲(レイズ)1本
3位 イチロー(ヤンキース)1本
3位 大谷翔平(ドジャース)1本

松井秀喜は毎年のようにポストシーズンに進出するヤンキースに所属していたことが大きいとはいえ、やはり10本という記録は偉大だ。2009年のフィリーズとのワールドシリーズでは13打数8安打3本塁打8打点と爆発。ワールドシリーズMVPに選出された。

これまでワールドシリーズで本塁打を放った日本人選手は松井秀喜のみ。数々の記録を塗り替えてきた大谷は、ポストシーズンの記録も更新するのだろうか。今後のさらなる活躍が楽しみだ。

【関連記事】
MLB日本人メジャーリーガー通算本塁打ランキング 大谷翔平が最多、鈴木誠也が4位浮上
大谷翔平三冠届かず「54-59」でフィニッシュ、来季は日米通算300本塁打、MLB通算1000安打も射程圏
ドジャース11年連続ポストシーズン進出の足跡、大谷翔平は夢の世界一を果たせるか