先頭打者アーチでキャリアハイ47号
ドジャース大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)のカブス戦で47号本塁打を放った。2021年の自身最多46本を更新するキャリアハイの一発でメジャー通算218本塁打となり、マリナーズ、インディアンス、レッズ、レンジャーズでプレーした韓国の秋信守(42=現韓国SSG)が持つアジア勢最多記録に並んだ。
初回の第1打席、カブスの左腕ウィックスのスライダーを振り抜くと打球はあっという間にフェンスオーバー。時速118.1マイル(約190.06キロ)の弾丸ライナーで先頭打者アーチとなった。
さらに2回の第2打席で四球を選ぶと二盗に成功。これで48盗塁となり、前人未踏の「50-50」にまた一歩近付いた。この日は4打数2安打3打点1盗塁をマーク。104打点でリーグ2冠に立った。次はショーン・グリーンが持つドジャース球団記録の49号まであと2本だ。
逆転勝ちで同一カード3連敗を阻止したドジャースはまた一歩、地区優勝に前進。勝利を求めて移籍したスーパースターは夢の世界一を果たせるか。
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