昨年は左わき腹の負傷でWBC出場辞退
シカゴ・カブスを率いるクレイグ・カウンセル監督は現地時間16日(日本時間17日)、右腹斜筋の故障で10日間の負傷者リストに入った鈴木誠也の状態について言及。おおまかな予測として、復帰まで「4週間程度」を要する見込みであることを明かした。
今季がメジャー3年目となる鈴木は今季15試合の出場で打率.305、3本塁打、13打点の好発進。開幕前からの好調を維持したまま良い形でシーズンに入ったが、現地14日のマリナーズ戦の最後の打席(三ゴロ)で一塁に向かう際に違和感を発症。翌日から負傷者リストに入っていた。
思い返してみると、鈴木は昨年も腹斜筋の負傷で戦列を離れた時期があった。開幕前のキャンプで今回と逆の左わき腹を痛め、参戦が決まっていたWBCへの出場を断念。結局、約6週間の離脱を強いられたため、MLBのシーズン開幕にも間に合わなかった。
現在の指揮官の見通しでは復帰時期は5月半ばになるが、この2年で左右のわき腹を故障していることを考えると、復帰までの歩みは慎重にならざるを得ないだろう。
なお、チームは離脱の鈴木に代わって23歳の有望株アレクサンダー・カナリオをコールアップ。16日のダイヤモンドバックス戦では2打数1安打1打点と活躍を見せており、マイク・トークマンとの併用の形で右翼のポジションをまかなっている。
果たして、鈴木の戦列復帰はいつになるのか。1日も早く万全な状態に戻り、再び躍動する姿が見たい。
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