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大阪桐蔭は作新学院と初戦。レジェンド始球式に松井秀喜【夏の甲子園組み合わせ】

2018 8/3 18:40勝田聡
第100回全国高校野球選手権,組み合わせ
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連覇を目指す2校は別のブロックへ

8月2日、第100回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた。今大会は100回目の記念大会ということで史上最多の56校が出場しており、全55試合が繰り広げられることになる。

そのかでもっとも注目を集めているのは、春夏連覇を目指す大阪桐蔭だろう。その初戦は8月6日(大会第2日目)の第2試合となった。相手は2016年の覇者である作新学院だ。初戦から強豪校どおしの対決となり、順調なら月曜日の開催となるが多くのファンが詰めかけそうだ。両校はともに春夏連覇を達成している名門校でもあり、好勝負に期待したい。

昨夏の覇者である花咲徳栄は8月8日(大会第4日目)の第4試合に登場。鳴門と対戦。勝ち進むことができれば、横浜と愛知産大三河の勝者と対戦することになる。連覇への道のりは簡単ではなさそうだ。

初出場の6校中3校は優勝経験のある強豪と激突

初出場の6校中3校が同じブロックに配置された。折尾愛真、奈良大付、明石商である。折尾愛真は、優勝経験もありプロ野球選手も多く輩出している日大三と激突。奈良大付は羽黒、明石商は八戸学院光星とそれぞれ対戦する。初出場校同士の対戦はおとずれるだろうか。

また、三重県予選で旋風を巻き起こした白山は、お隣でもある愛知県の愛工大名電と対戦。愛工大名電はイチロー(現・マリナーズ会長付特別補佐)の母校としても知られており、春のセンバツで優勝経験もある強豪だ。

中央学院は春のセンバツで優勝経験のある済美、沖学園は北照との対戦となる。

初出場校のうち半分が甲子園で実績のある高校と初戦を戦うことになった。しかし、優勝したのは今の世代ではなくOBたちだ。名前負けすることなく、立ち向かっていくことに期待したい。

松井秀喜氏が始球式を務める日に星稜が登場

今大会は「レジェンド始球式」と称し過去の名選手が日替わりで始球式をおこなう。大会初日は星稜高時代に5打席連続敬遠で社会的現象にまでなった松井秀喜氏が、務めることになっている。その直後に行われる開幕試合を星稜高が引き当てた。同校OBの松井氏がおこなった始球式にパワーをもらえることができるだろうか。

今回登場するレジェンドたちの母校で出場を果たしているのは、松井氏の星稜にくわえ鹿児島実(定岡正二氏)、高知商(中西清起氏)、報徳学園(金村義明氏)と合計4校ある。レジェンドの出身校から優勝校が誕生となるか注目したい。

【レジェンド始球式】
5日:松井秀喜(星稜)
6日:石井毅(箕島)
7日:定岡正二(鹿児島実)
8日:牛島和彦(浪商)
9日:平松政次(岡山東商)
10日:谷繁元信(江の川)
11日:水野雄仁(池田)
12日:本間篤史(駒大苫小牧)
13日:坂本佳一(東邦)
14日:中西清起(高知商)
15日:安仁屋宗八(沖縄)
16日:板東英二(徳島商)
17日:金村義明(報徳学園)
18日:中西太(高松一)
20日:桑田真澄(PL学園)、佐々木主浩(東北)
21日:太田幸司(三沢)、井上明(松山商)

※校名は当時。石井毅は現・木村竹志。20日の佐々木主浩をのぞき全て第1試合

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