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【高校野球】全国屈指の激戦区・神奈川大会決勝は横浜vs東海大相模の横綱対決

2024 7/24 07:00SPAIA編集部
横浜スタジアム,Ⓒpicture cells/Shutterstock.com
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Ⓒpicture cells/Shutterstock.com

横浜は春王者・武相にサヨナラ勝ち

第106回全国高校野球選手権神奈川大会準決勝が23日、横浜スタジアムで行われ、横浜と東海大相模が勝ち上がり、24日の決勝で激突することになった。

第1試合では42年ぶりに春季神奈川大会を制した武相と横浜が対戦。2回に武相が1点を先制したが、横浜が5回に追いつくと、6回から横浜の2番手として登板した1年生右腕・織田翔希が4回をパーフェクト投球でペースを渡さない。

迎えた9回裏、横浜は2死満塁のチャンスを作ると、奥村凌大がサヨナラ打。2-1の接戦をものにし、4年連続の決勝進出を決めた。

昨夏は決勝で敗れた慶応が全国制覇。名門のプライドにかけて2年連続決勝での敗退は許されないだろう。勝てば2年ぶり21回目の甲子園となる。

東海大相模は向上とのシーソーゲーム制す

第2試合では東海大相模が向上と対戦。慶応を5回戦で破った桐蔭学園を、準々決勝で下してベスト4入りした強敵だ。

2回に東海大相模の2年生4番・金本貫汰が二塁打で出塁すると、才田和空が二塁打を放つなど2点を先制。5回に先発した福田拓翔が捕まって3点を失ったが、その裏すぐに三浦誠登の本塁打で追いつく。

8回には1点勝ち越しを許したものの、その裏1死満塁からまたしても才田和空が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、白熱のシーソーゲームを制した。

これまで何度も横浜と対戦してきた東海大相模だが、決勝での激突は2022年以来2年ぶり。この時は横浜に0-1で完封負けしているが、今年は雪辱を果たして5年ぶり12回目の夏の甲子園なるか。

白樺学園、聖和学園、日本航空が甲子園

また、この日は北北海道、宮城、山梨で代表校が決定。北北海道は白樺学園が5-2でクラーク国際を下し、9年ぶり4回目の甲子園を決めた。

宮城は聖和学園が8-5で仙台育英を破って初の甲子園。山梨は日本航空が7-1で東海大甲府を下し、3年ぶり7回目の甲子園出場を決めた。

24日は神奈川、福岡、佐賀で決勝が行われる。

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