菰野に逆転勝ちで7度目の頂点
2024年の高校野球春季東海大会は中京大中京(愛知2位)が優勝した。5月21日に長良川球場で行われた決勝で菰野(三重2位)に4-3で逆転勝ち。2004年以来20年ぶりの頂点に立った。
決勝は菰野が3回に先制し、5回にも加点して2-0とリードしたが、中京大中京は6回に一挙4得点で逆転。菰野の反撃を8回の1点に抑え7度目の優勝を決めた。
夏の愛知県大会は昨年まで3年連続で愛工大名電が制しているが、今夏は中京大中京が2017年以来7年ぶり29回目となる夏の甲子園を狙う。
菰野は「下剋上球児」の引き立て役から主役へ
準優勝の菰野も初戦で愛知大会優勝の享栄を破り、準決勝では県岐阜商(岐阜1位)を延長10回の末に下した。昨年はドラマ「下剋上球児」のモデルとなった、2018年の白山高校に敗れた相手校としてにわかに脚光を浴びたが、今夏は2008年以来となる夏の甲子園を目指す。
県岐阜商は初戦で静岡(静岡2位)との名門対決を制してベスト4入り。今夏は2年ぶり31回目となる甲子園を狙う。
津田学園(三重1位)も初戦で市岐阜商(岐阜2位)との大熱戦に7-6でサヨナラ勝ち。優勝した中京大中京には準決勝でコールド負けしたが、今夏は菰野との熱い戦いになりそうだ。
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