大阪桐蔭と履正社が決勝進出
第105回全国高等学校野球選手権記念地方大会が29日、各地で行われ、西東京、富山、福井、静岡、愛知、広島の6地区で代表校が決まった。
日大三と日大鶴ケ丘の”日大対決”となった西東京では、日大三が3-1で接戦を制し、2年連続19回目の甲子園出場を決めた。富山では富山商が富山北部を7-3で破り、9年ぶり7回目の甲子園への切符をつかんだ。
福井では今春センバツに出場した北陸が福井商を6-5で下し、7年ぶり4回目の聖地へ。静岡では、浜松開誠館が18安打12得点の猛打でノーシードの東海大静岡翔洋との打撃戦を制し、初優勝。春夏通じて初の甲子園出場を決めた。
愛知では愛工大名電がノーシードで勝ち上がってきた中京大中京との接戦を制し、3年連続15回目の甲子園へ。伝統校同士の顔合わせとなった広島では、今春センバツ4強の広陵が広島商を3-2で退け、県勢最多となる24回目の優勝。5年ぶりとなる夏の甲子園出場を決めた。
また、大阪では準決勝2試合が行われた。第1試合では、履正社が24年ぶりの甲子園を目指した関大北陽を8-4で破り、2年連続で決勝に進出。第2試合では3連覇を狙う大阪桐蔭が延長10回タイブレークの末、箕面学園に3-2でサヨナラ勝ちし、決勝へコマを進めた。
夏の甲子園は8月3日に組み合わせ抽選会が行われ 8月6日から阪神甲子園球場で開催される。
過去の地方大会結果はこちら
【西東京】▽決勝
日大三 3-1 日大鶴ケ丘
【富山】▽決勝
富山商 7-3 富山北部
【福井】▽決勝
北陸 6-5 福井商
【静岡】▽決勝
浜松開誠館 12-8 東海大静岡翔洋
【愛知】▽決勝
愛工大名電 4-3 中京大中京
【広島】▽決勝
広陵 3-2 広島商
【大阪】▽準決勝
履正社 8-4 関大北陽
大阪桐蔭 3-2 箕面学園
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