2000年春、国学院栃木に逆転負けした九州学院
開催中の第104回全国高校野球選手権大会で九州学院(熊本)が初戦を突破した。セ・リーグでホームランダービーを独走しているヤクルト・村上宗隆の母校で、弟の慶太(3年)が4番を打っていることから注目度は高い。3回戦では国学院栃木(栃木)とベスト8をかけて戦う。
初戦(2回戦)の帝京五(愛媛)戦では打線が爆発。兄の背中を負う弟・慶太も二塁打と三塁打を放つなど19安打の猛攻で14点を奪い、14-4で大勝した。
九州学院は夏の甲子園は9回目、センバツにも6回出場している。過去、愛媛県勢とは1975年夏2回戦で新居浜商と対戦し、1-3で敗れている。学校は違うが、47年ぶりに愛媛県勢にリベンジを果たした格好となった。
また、3回戦で対戦する国学院栃木とは2000年センバツ2回戦で対戦し、9回に4点を奪われて5-6で逆転負けを喫したことがある。
その年の国学院栃木は4強入りしたが、準決勝で智弁和歌山に敗戦。国学院栃木は2018年センバツでも3回戦で智弁和歌山に敗れたが、今大会は2回戦で前年覇者の智弁和歌山を倒し、3回戦進出を決めた。因縁の相手に雪辱した国学院栃木に、今度は九州学院がリベンジする番だ。














