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【動画】夏の甲子園中止決定、諦めるな!未来は明るい―SPAIAちゃんねる

2020 5/25 19:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場Ⓒbeeboys/Shutterstock.com
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Ⓒbeeboys/Shutterstock.com

元智弁学園・竹田順伍氏がゲスト

夏の甲子園の中止が決まり、各界から様々な声が挙がっている。今回のSPAIAちゃんねるは、元智弁学園野球部で、卒業後は東北福祉大や社会人でもプレー、現在はゴルフのティーチングプロとして活動する竹田順伍氏をゲストに迎え、龍谷大平安高校野球部出身の「SEOLY(セオリー)」こと株式会社New Wing代表取締役・背尾匡徳氏、大商大高野球部出身の株式会社グラッドキューブCEO金島弘樹が、高校球児にメッセージを送った。

新型コロナウイルスの感染拡大リスクを払拭できず、主催の朝日新聞社と日本高野連が中止を発表したのが5月20日。以降、各地方で独自の大会開催プランが持ち上がるなど、なんとか3年生に集大成を披露する場をつくろうとする機運が高まっている。それほど今回の中止に胸を痛めている人が多いということの裏返しだ。

春のセンバツが中止になった際も同じように悲しむ声は多かったが、それでも「夏こそは」と気持ちを切り替えられた分だけ救われた。今回は3年生にとって最後の大会、しかも甲子園だけでなく地方大会から全て中止だ。

何のために頑張ってきたのか―。そう思う球児の胸の内は想像に難くない。

背尾氏は「すぐ切り替えるのは難しい」とした上で、「中止になったことは変えられない。新しい目標を立てられるなんてラッキーだなと、少しずつ気持ちを切り替えてほしい。僕も甲子園に出たけど、それより野球を3年間続けたことが大事。そこは自信を持ってほしい」と訴えた。

さらに「今の子たちに何か場を提供をしてあげるのが大人の役割」と独自の地方大会開催などの動きを歓迎した。

竹田氏は「智弁学園に置き換えると、甲子園で勝つことを目標にやってきた中での事態。目の前が真っ暗になるというのが本音だと思う」と心中を思いやり、「野球で思い出をつくれなかった分、(残りの高校生活を)仲間と時間を過ごすことで、ストレスの捌け口にしてほしい」と、かけがえのない仲間との時間を大切にするよう勧めた。集大成を披露する場がなくなり、悔いを残したまま高校生活を終えないよう願うばかりだ。

最後に金島CEOが「大人の方がしんどいことはたくあんある。つらいことや苦しいことがあると、逆にラッキーと捉えた方がいい。この時期に高3だったことは永遠に誰も忘れない。これを糧にして自分自身ができることを考えられると思う。自分のためだけでなく、人のためになることを学んでいってほしい」と球児の先輩、人生の先輩としてアドバイス。

さらに「気を取り戻すのには時間がかかるけど、めちゃくちゃ走ったり、素振りしたり、思い切りやるのもいい。我々も動けるところは動く。これが最後ではない。次に向かって歩んでいってほしい」とエールを送った。



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【甲子園中止】夏の全国高校野球が戦後初中止決定。諦めるな!未来は明るい