今は中学野球から注目される?
プロ野球、メジャーリーグを目指す上では高校野球での活躍は欠かせない。その高校野球で活躍するために現在は中学野球から力を入れる選手、両親が増えている。
2017年春のセンバツ高校野球を沸かせた早稲田実業の清宮幸太郎選手も、中学生時代から注目を浴びていた。また、清宮選手の1学年下にあたる大阪桐蔭高校の根尾昂選手は中学生時代に野球だけでなくスキーでチャンピオンになるなど、別のスポーツでも実績を残していたのだ。
このように、現在は中学時代から活躍する選手が高校でも活躍するケースが増えている。
小学生時代からテレビで特集!?関戸康介選手
小学生の頃から注目され、福岡ソフトバンクホークスジュニアでは129キロを投げるなどの活躍を見せていた関戸康介選手。小学生ながらテレビ番組で特集を組まれたこともある有望選手だ。本塁打を放つパワーもあることから、大谷翔平選手(日本ハム)のような二刀流の期待すらかかっている。
小学校卒業後は高知県の名門である明徳義塾中学へ進学して基礎を作る。現在の最速は130キロを超え、順調に成長している関戸選手の今後に注目が集まる。
清宮幸太郎選手の弟!清宮福太郎選手
早稲田実業の主砲でもあり2016年秋のドラフト会議でも注目を集める存在になるであろう清宮幸太郎選手。その清宮選手には4歳下の弟である清宮福太郎選手がいる。
清宮福太郎選手は、リトルリーグのワールドシリーズで代打本塁打を放つなど小学生の時から注目を浴びていた。小学6年生のリトルリーグ世界選手権出場時点で164センチと、2017年春のセンバツで184センチだった清宮幸太郎選手を越える可能性もありそうだ。
2年後の2019年には高校に進学し、甲子園を沸かせる存在となるかもしれない清宮福太郎選手に注目が集まる。
名門星稜中学のエース荻原吟哉選手
松井秀喜選手(元ヤンキース)らを輩出して全国的な強豪校となっている星稜高校。その星稜高校の中等部にあたる星稜中学が2016年夏、2017年春の軟式野球全国大会で史上初となる連覇を果たした。
現在の星稜中学のエースが荻原吟哉選手だ。荻原選手の球速はすでに130キロを超えており、スライダー、カーブなどの変化球も操っている大物だ。「相手を圧倒できる投手になりたい」と語っており、高校進学後も注目が集まりそうだ。
男子顔負けの投球を披露!佐藤なつみ選手
女性選手ながら男子に混じり軟式野球で活躍するのは佐藤なつみ選手だ。佐藤選手は投手として活躍し、千葉ロッテマリーンズニュニアの守護神として活躍。最速110キロを誇り、2016年夏に行われた学童軟式野球では豊上ジュニアーズで全国大会に出場してベスト16まで進出している。
新中学1年生となる中学野球では、軟式ではなく硬式野球を行い、将来の夢は女子野球日本代表のマドンナジャパン入りと語っていた佐藤選手の今後に注目だ。
まとめ
注目の中学生たちは高校野球、プロ野球へと進むことができるのだろうか。
中学時代に活躍できたからといって、高校時代にも活躍できる保証はない。
今後も練習を重ね、さらなる飛躍をしてくれることに期待がかかる。