通算優勝50を超える中村雅人選手
栃木県出身の中村雅人選手は、身長159.8センチで体重は47.8キロ。血液型はAB型で趣味はマリンスポーツです。
2003年4月1日にオートレース選手として登録されています。2007年6月27日に船橋オートレース場で開催された「GI第30回黒潮杯争奪戦」で初めて記念レース優勝に輝きました。その後は、グレードレース(SG,GI,GII)をはじめ、通算優勝回数は50を数える、オートレースを代表する選手のひとりです。
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名実ともにオートレース界を代表する選手のひとりである中村雅人(なかむらまさと)選手。 名前は聞いたことがあったとしても、プロフィールや記録などを知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこでこの記事では、中村雅人選手について詳しくご紹介したいと思います。
栃木県出身の中村雅人選手は、身長159.8センチで体重は47.8キロ。血液型はAB型で趣味はマリンスポーツです。
2003年4月1日にオートレース選手として登録されています。2007年6月27日に船橋オートレース場で開催された「GI第30回黒潮杯争奪戦」で初めて記念レース優勝に輝きました。その後は、グレードレース(SG,GI,GII)をはじめ、通算優勝回数は50を数える、オートレースを代表する選手のひとりです。
休日になると中村雅人選手がしばしば足を運ぶ場所、それは競馬場だそうです。
終盤の追い込みに定評のある中村雅人選手にとって、そこはもしかしたら感性を磨く場所であるのかもしれません。
しかし、一番の理由は「癒し」だそうです。
すでに結婚をしている中村雅人選手。自宅に奥さんのママ友がやってくると居場所がなくなり、足が自然と競馬場に向かっているのだそうです。
レースが気になるのはもちろんですが、馬場を眺めてるだけで心が落ち着くのだとか。
特筆すべきは、高橋貢(たかはしみつぐ)選手が誇っていた2つの偉業ともいえる記録を更新したことです。
まずは連勝記録。2015年(平成27年)の6月~7月にかけて中村雅人選手が打ち出した15連勝という記録は、高橋貢選手が持っていた14連勝という記録を、実に14年ぶりに更新しています。
また年間最多記録も、同じく高橋貢選手が打ち出した81勝を7年ぶりに更新しています。
これらの功績が評価され、見事27年度の最優秀選手賞に選出されました。
2016年3月、60年以上にわたり数々の名レースを繰り広げた船橋オートレース場が閉幕。
3月21日の最終レースで中村雅人選手は、3位という結果でした。しかしレース後に「悔いのないレースができた」とコメントしています。通常であれば優勝をして終わりたかったのが本音だと思います。
しかし、1年半前に閉幕が決定してから、ある程度の覚悟ができていたようで、レース終了後は、清々しい気持ちさえあったそうです。今後は「川口オートレース場」の所属選手として、新たなオートレース人生のはじまりです。
2016年8月14日に開催された「熊本地震被災地支援~SG・第20回オートレースグランプリ」最終日。接戦を制した中村雅人選手が1着でゴールインして、SGグランドスラムを達成しました。
これまでには、片平巧(かたひらたくみ)選手、永井大介(ながいだいすけ)選手、浦田信輔(うらたしんすけ)選手、高橋貢(たかはしみつぐ)選手の4人が成し遂げた偉業です。そしてこの日、中村雅人選手が史上5人目のグランドスラマーになりました。
いかがでしたか? 長きに渡って第一線で活躍しつづける中村雅人選手。 2016年4月からは活躍の場を川口オートレース場に移し、新たなオートレース人生を歩み始めました。 今後の中村雅人選手の更なる活躍にも期待したいですね。