オリンピック選手も輩出した崇徳高等学校
広島市の崇徳高等学校は、1875年に創立されており、140年という歴史を持つ学校です。仏教の教えを教育のベースに文武両道を掲げ、部活動や勉学に励むことのできる環境が整っていることが特徴です。
柔道部は2013年に全国高校総体の団体戦で優勝するなど、これまで輝かしい成績を残してきました。ミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得した川口孝夫選手や、モントリオールオリンピックに出場した南喜陽選手らを輩出しています。
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現在ではオリンピック種目にもなり世界的に普及している柔道ですが、日本古来の武道ということもあり、日本では学校の部活動などで盛んに取り組まれています。 身体と精神を鍛練することができ、教育にも役立つ柔道。 今回は、そんな柔道の強豪校を広島県に注目してご紹介します。
広島市の崇徳高等学校は、1875年に創立されており、140年という歴史を持つ学校です。仏教の教えを教育のベースに文武両道を掲げ、部活動や勉学に励むことのできる環境が整っていることが特徴です。
柔道部は2013年に全国高校総体の団体戦で優勝するなど、これまで輝かしい成績を残してきました。ミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得した川口孝夫選手や、モントリオールオリンピックに出場した南喜陽選手らを輩出しています。
広島市の広陵高校は、校訓に質実剛健を掲げ、文武両道や国際交流などを通して目標に向かってチャレンジすることができる生徒を育成しています。
柔道部は2016年の広島県総体において男子団体で3位、女子団体で2位になっています。男女共に個人戦でも入賞者を輩出しており、男子だけでなく女子柔道部の活動が盛んなことも特徴のひとつです。
また、卒業生には1964年の東京オリンピック男子68kg級で金メダルを獲得した中谷雄英選手がいます。
福山市の近大福山高等学校は、昭和35年に工業専門学校として創立されており、長い沿革の末、平成25年には近畿大学附属広島高等学校中学校福山校と校名が変更されました。知・徳・体の全人教育を目指し、人に愛され信頼、尊敬される人材の育成を進めています。
柔道部では、朝練や放課後の部活動が活発に行われており、道場には生徒たちの元気な声が響きます。平成24年の全国高校総体では男子個人戦66kg級でベスト8に入る選手を輩出するなど、数々の功績を残しています。
広島市の観音高等学校の校章には、ポプラの葉4枚がデザインされており、葉一枚一枚にはそれぞれ道、知、情、体が象徴され同校の教育方針を表しています。観音高等学校の設置が認可されたのは平成23年ですが、始まりは大正10年という長い歴史を持った学校でもあります。
柔道部は、平成28年に行われた広島県総体で広陵高等学校と並んで男子団体戦3位に輝いており、個人戦でも各階級で入賞者を出しています。近年では高校から柔道を始める選手が多いようですが、練習を重ねて大会で活躍しています。
広島市の広島工業大学高等学校は、1956年に広島高等電波学校としてその沿革とスタートさせました。知恵を育てる学び、目標を達成できる学力の育成を目指して教育に取り組んでいる学校です。勉学と同時に部活動にも力を入れており、充実した施設の中で文武両道を目指します。
柔道部は平成28年に行われた広島県総体では男子個人戦60kg級で3位、66kg級でも同じく3位入賞者を出すなど、着実に成績を残しています。広島大学での合同合宿を開催するなど、充実した練習が行われています。
こちらでは広島県における柔道強豪校を5校ご紹介しました。 いずれも県総体では上位に来ることのある学校ばかりです。 柔道の試合を観戦する機会があれば、これらの強豪校に注目してみるのも楽しいかもしれませんね。