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九州のおすすめトライアスロン大会

2016 12/16 11:07
トライアスロン,Shutterstock.com
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Photo by SAYAM T/Shutterstock.com

九州はトライアスロンとはなじみが深い場所です。 日本で初めてオリンピックディスタンスの大会が開催されたのが熊本県の天草でした。 そんな九州でトライアスロンに参加するのも、意味のあることではないでしょうか。 ここでは九州のおすすめトライアスロン大会をご紹介します。

オリンピックディスタンス発祥の地、天草宝島国際トライアスロン大会

日本で初めてオリンピックディスタンスによって行われた大会です。1985年の第1回から2014年の第30回まで毎年行われてきましたが、2015年は開催されませんでした。2年ぶりの開催を目指した2016年の第31回大会は、天草国際から天草宝島国際と名称も新たにして開催が予定されていましたが、熊本地震の影響で残念ながら中止になっています。
予定コースは、本渡海水浴場をスタートして大矢崎緑地公園までの51.5kmで、バイクは高低差30mほどのポイントはあるものの、比較的平坦な海岸沿いのコースを、ランは海岸線を外れた周回コースを走ります。

会場は国定公園、虹の松原トライアスロンin唐津

佐賀県唐津市の虹の松原周辺で行われる大会です。2016年大会は第17回大会として、第12回佐賀県選手権を兼ねて行われました。競技種目はオリンピックディスタンスの個人とリレーです。メイン会場の虹の松原は国定公園に指定されていて、日本三大松原のひとつです。
スイムは白い砂浜と青松をバックに東の浜海水浴場を周回、バイクは高低差のない直線コースを5往復、ランも高低差のないコースで、松浦川湖畔道路を通り湖畔公園を周回と、名勝を見ながらの高速レースが期待できます。

バラモンキング、五島長崎国際トライアスロン大会

長崎県五島市の福江島で行われるトライスロンです。バラモンキングの愛称で親しまれており、競技はAとR(リレー)タイプがアイアンマンディスタンスのスイム3.8km・バイク180.2km・ラン42.2kmの総距離226.2kmで行われ、Bタイプがスイム2.0km・バイク124.0km・ラン21.1kmの総距離147.7kmで行われる過酷なレースです。
参加資格も厳格で、A、Rタイプでは18歳以上の者で、過去3年以内にオリンピックディスタンスの完走者、またはJTU加盟団体が推薦するものとなっています。Bタイプも距離に合わせた出場制限があり、トライアスロン上級者向けの大会です。

ジュニア育成、宮崎シーガイアトライアスロン大会

宮崎県宮崎市サンビーチ一ッ葉をメインとして行われる大会です。競技種目は、オリンピックディスタンス、スプリントに加え、スイム0.25km・バイク15km・ラン3.2kmの中学生を対象としたジュニアAクラス、スイム0.15km・バイク7.5km・ラン1.4kmの小学生高学年を対象としたジュニアBクラス、スイム0.05km・バイク1.5km・ラン0.6kmの小学生低学年を対象としたキッズクラスが行われます。
低年齢層が多い大会だけに、安全面への配慮も行き届いており、スイムはビーチの周回コース、バイクは有料道路貸し切りの平らなコース、ランは公園内の周回コースとなっています。

奄美群島の島が会場、トライアスロンIN徳之島大会

鹿児島県徳之島で行われる大会です。徳之島は鹿児島県の南南西約500kmの位置にあり、奄美群島の中央にある島です。競技は島内の天城町を起点として徳之島1周コースで行われます。競技種目はスイム2.0km・バイク75km・ラン21kmのミドルディスタンスで、個人とリレーの2種目が行われます。
スイムはサンゴ礁内の内海を往復しますが、潮流に変化があり横波の影響を受けます。バイクは島を1周するコースで起伏に富んでいます。ランは徳之島の自然を満喫できるコース設定がされています。島全体が盛り上がり、おもてなしがうれしい大会としても有名です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 オリンピックディスタンスの原点でもある天草国際をはじめとする、九州のおすすめトライアスロン大会をまとめてみました。 海に囲まれた九州では、海を利用した大会が多く開催されています。 一度チャンスを見つけて、大自然の中でトライアスロンに挑戦してみてはいかがでしょうか。