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途中休場が続く稀勢の里 「予想を裏切る」復活はあるのか

2018 3/9 18:53奏希01
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日本中が驚いた奇跡の優勝

ケガをした稀勢の里は、翌朝まで出場するのかについて明言しなかったが、土俵に姿を現しファンを安心させた。しかしケガは思った以上にひどく、相撲にならない取り組みを披露してしまい、それを見たファンや専門家からは「これで優勝はもうない」「休場して次の場所に備えてほしい」という声があがり始めた。

稀勢の里は千秋楽にも出場したが、優勝するためには共に優勝争いを繰り広げている大関・照ノ富士相手に本割、さらには優勝決定戦でも勝たなければいけないという絶望的な状況だ。
迎えた千秋楽の本割、稀勢の里はまず照ノ富士を下した。この際、館内からは壮絶な歓喜の声が挙がったが、この時点でも「優勝決定戦でも稀勢の里が勝つのは厳しい」という意見が多かった。

しかし優勝決定戦でも抜群の集中力を発揮し、再び対峙した照ノ富士に見事に勝利し、見事2場所連続優勝を果たしたのだ。奇跡としか言いようがない稀勢の里の優勝劇は、相撲ファンだけでなく日本中を歓喜の渦に巻き込み、相撲ブームを不動のものとした。

復活かなわず ちらつく引退

3月場所で奇跡の優勝を果たした稀勢の里だが、その代償は思いのほか大きく満足に稽古が取れないまま、5月場所の出場についてはなかなか断言しなかった。そして、ファンや横綱審議委員からは「出場してほしいけど、ケガを治してほしい」という思いが寄せらるようになる。

ところが、5月場所に出場することで「出場したからには優勝できるだけの体力はあるのではないか」とファンを喜ばせた。しかし実際は万全な状況とは言えず、脆さが目立つ結果に。
結局本来の力を取り戻すことができなかったため、稀勢の里は休場することとなってしまった。

後の7月場所、9月場所、11月場所でも途中休場。その度に「今度こそは復活劇を見せてくれるのではないか」と期待しながら、一向に回復の兆しを見せることなく2017年を終えることとなった。
横綱のため番付を落とすということがない反面、休場を繰り返すと「引退」の文字が付きまとってしまう。

年が明けて1月、ここでも稀勢の里の調子は上がらず、5場所連続で途中休場するという結果に。それにより稀勢の里に対するネガティブな発言が目立つようになった。

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