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大相撲で使われる力水について解説します!

2017 5/8 10:55茶色野うさぎ
大相撲
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出典 J. Henning Buchholz/Shutterstock.com

大相撲の取組の前には「力水をつける」ということが行われています。神聖な儀式のようですが、実際はどのような意味があるのでしょうか。 今回は大相撲ファンならぜひ知っておきたい「力水」について解説していきます。

力水とはなにか?

土俵下で待機していた力士は呼出に呼ばれて土俵に上がると、端でひしゃくの水を渡されます。渡された水で口をすすいだ後に吐き出しますが、この水が「力水」。
一連の行為が「力水をつける」ということになります。これは土俵に入る前に水で体を清めるという意味合いを持っています。
土俵に入る前に塩をまくのも同様です。力水のことは「清めの水」、塩のことは「清めの塩」と呼ぶこともあります。これらが許されるのは十両以上の取組からとなっています。

力水をつける手順、作法

土俵の隅には東と西にわけて、清めの塩や力水が準備してあります。そこには呼出も待機していて力士のフォローをしてくれます。力水は水桶に入っており、ひしゃくを使って力士に渡します。力水をつけるのは東西それぞれ直前の取組で勝利した力士に任されます。
そのため勝った力士は土俵下で待機、負けた力士はさっさと帰るという光景が見られるわけです。渡される側は片膝を立てるか蹲踞(そんきょ)の姿勢で受けて一口だけ口に含んで口をすすいだ後、次に渡される力紙で口元を隠しながら水を吐き出します。

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