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大相撲は海外でも人気が急上昇。その実態に迫ります

2017 3/8 20:01kinsky
大相撲
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Photo by J. Henning Buchholz / Shutterstock.com

大相撲界には今や海外出身の力士が増えており、本場所では海外からの観光客の姿も目立つ。アマチュアの国際大会も国内外で数多く開催されるようになっており、相撲人気は世界に広がっている。大相撲と海外についてまとめた。

大相撲界では海外出身の力士も数多く活躍中

現在の大相撲界には外国出身の力士が増えており、出身国もモンゴルを筆頭にジョージア、中国、ロシア、エジプト、ブラジルなど正に世界各地域に広まっている。戦後初めて入門した外国人力士は、1964年初土俵を踏んだ米国籍の高見山関。その後ハワイ州から入門した曙関や武蔵丸関は横綱にまで上りつめた。
その後はモンゴル出身の力士が活躍し、現在も白鵬関、日馬富士関、鶴竜関の3横綱を含め、幕内だけで10人が在籍している。現在、外国人力士は幕内だけで全体の3割を超えている。

相撲は競技人口もファンも世界中で増加中

大相撲に外国出身の力士が増えたこともあり、相撲人気もグローバルになり、海外における相撲人口や相撲ファンも確実に広がっている。世界にはモンゴル相撲や韓国相撲など日本の相撲とは多少ルールが異なるものの似ている格闘技が存在している。
それらの競技者が相撲も愛好しているケースがあるので、一概には言えないところだが、相撲の競技人口は一説で10万人ぐらいと言われている。米国で2001年から開催されている国際大会には10カ国以上から50人を超える力士が参加。観客数も4000人を超える人気ぶりだ。

アマチュアの相撲国際組織が発足し世界で大会を開催

日本相撲協会とは全くの別組織だが、1992年には本部を東京に置く国際相撲連盟が発足した。相撲をスポーツとして世界に広め、将来的にはオリンピック種目としての採用も目指している組織だ。同協会では世界相撲選手権、世界ジュニア相撲選手権他、女子の世界大会も主催している。
近年の大会は日本以外の世界各地で行われるようになり、相撲ファンを広げる役割を果たしている。現在の豪栄道関、石浦関、貴の岩関らがジュニアの大会での歴代優勝者に名を連ねている。

大相撲は海外巡業にも力を入れ、最近ではインドネシアで成功

大相撲の普及を目的として日本相撲協会では海外巡業にも力を入れて来た。海外巡業は1962年のハワイ巡業から不定期で行っている。1981年までは元々、日系人が多いハワイやアメリカ西海岸が巡業先だったが、その後はヨーロッパやアジアなどでも行われるようになった。
いずれの場所でも熱狂的な歓迎を受け、「スモウレスラー」はアイドル顔負けの人気となった。最近では2008年のモンゴル巡業や2013年のインドネシア巡業が行われ、大成功を収めている。

相撲協会では増加する外国人客向けサービスを充実化

最近では大相撲本場所の観客席に外国人の姿が数多く見受けられる。それだけ相撲は国際的になってきたという証明だ。本場所の開催時期に合わせて海外からの「相撲観戦ツアー」が組まれると、あっという間に売り切れるそうだ。
相撲協会でもこうした海外客に配慮して、相撲部屋の見学を受け入れたりしている。また、チケット売り場には「WILL CALL」という外国人専用の発券機が設置されるなど、個人やグループで観戦する外国人向けサービスにも力を入れている。

まとめ

大相撲は力士も観客も外国人が増え、国際色豊かになった。また、世界の各地で相撲の国際大会が開かれ、大相撲への関心が年々高まっている。海外での相撲人気や相撲協会が行っている海外巡業や外国人向けサービスなどについて解説した。

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