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ノーノ―達成のソフトバンク・東浜巨が中5日で西武と再戦 故郷沖縄で與座海人と先輩後輩対決

2022 5/17 11:00SPAIA編集部
西武・與座海人とソフトバンク・東浜巨,ⒸSPAIA
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今季西武戦無失点の東浜巨

西武・與座海人とソフトバンク・東浜巨のインフォグラフィック


西武とソフトバンクは今日17日から、沖縄のセルラースタジアム那覇で2連戦を戦う。初戦の先発は西武が與座海人、ソフトバンクが東浜巨と、沖縄出身投手同士の対決となった。故郷に錦を飾るのはどちらか注目の一戦となる。

ソフトバンク先発の東浜は、今季ここまで6試合に先発して4勝1敗、防御率はリーグ9位の2.45と好調だ。

前回登板した11日の西武戦では、史上84人目、自身初となるノーヒットノーランを達成。9回を97球で抑え、100球未満の完封である「マダックス」も同時達成した。また、四球の走者を2人出したが、ともに次打者を併殺で仕留め残塁は0と、文句のつけようがない投球だった。そこから中5日で再び西武打線と相まみえる。

西武とは4月9日にも対戦し、6.2イニングを2安打無失点に抑えており、今季は計15.2イニング得点を許していない。また、この日の球数も97球となっており、今日も97球で終えると、3試合連続で同じ球数となる珍事が起きる可能性もあるなど、見どころ満載の登板だ。

チームは日本ハムに3タテを食らい、東浜のノーヒットノーラン以降勝ちがない。エースが再びの好投で白星をもたらすのか、その投球に注目だ。

鷹戦で今季初勝利挙げた與座海人

一方、西武の先発は與座海人。ここまで3試合に登板(先発は2試合)して、2勝1敗、防御率2.63とまずまずの成績。前回登板した5日のロッテ戦では、6イニング83球を投げ、4安打無四球無失点の快投を見せた。そこから中11日空けての登板となる。

ソフトバンク戦には今季、4月28日に一度中継ぎとして登板している。2回途中で緊急降板したスミスの後を受け、3.2イニング41球を投じて5安打1失点。スクランブル登板にもかかわらず見事な好リリーフで、今季初勝利を手にした。

相手先発の東浜は母校・沖縄尚学高の先輩にあたる。先週、味方打線がノーヒットノーランを食らった手強い相手だけに、最少失点で切り抜けることは必須だろう。初の地元凱旋登板を白星で飾ることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・C.C.メルセデス-広島・遠藤淳志(宇都宮)
ヤクルト・サイスニード-阪神・西勇輝(神宮)
中日・小笠原慎之介-DeNA・今永昇太(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
ロッテ・石川歩-楽天・田中将大(ZOZOマリン)
オリックス・山岡泰輔-日本ハム・加藤貴之(ほっともっと神戸)

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