2023年9月29日 第29節 横浜F・マリノス-ヴィッセル神戸 AI予想
2023年9月29日 第29節
横浜F・マリノス-ヴィッセル神戸
☆その他ホーム勝利 12.94%
2-0 12.35%
1-1 10.59%
2-1 10.00%
0-1 7.06%
2023年9月29日 第29節
横浜F・マリノス-ヴィッセル神戸
☆その他ホーム勝利 12.94%
2-0 12.35%
1-1 10.59%
2-1 10.00%
0-1 7.06%
横浜FM:対神戸は5連勝中で好相性。点取り屋A・ロペスが前節2得点と復調傾向
神戸:前節5試合ぶりのクリーンシートで快勝。古巣戦に挑むアンカー扇原がキーマン?
フライデーナイトに行われる首位攻防戦。2位・横浜FMが1位・神戸を日産スタジアムで迎え撃つ。
前節、神戸は先発メンバーを一部テコ入れし、C大阪との関西決戦を制して2試合ぶりに白星。勝因はインテンシティの高い守備の復活だろう。前線からのプレスで相手の生命線であるサイド攻撃を完封し、カウンターで仕留めた。得点こそ1点にとどまったが、前々節まで3戦連続で相手より少なかったシュートは、13対7と倍近く放った。
追走する横浜FMは、25・26節で今季初の連敗。続く27節・鳥栖戦も先制点を献上したが、後半45分の同点弾でなんとか3連敗は免れた。
そして前節・鹿島戦も序盤はハイプレスの餌食となって苦戦。しかし相手の足が鈍り出すと、持ち前のパスサッカーで守備を揺さぶり、アンデルソン・ロペスの2発で逆転勝ち。エースはこれで計19得点とし、得点王ランク1位の神戸・大迫勇也と肩を並べた。チームも4戦ぶりの白星で、勢いを取り戻しつつある。
俄然注目の頂上決戦になるわけだが、AIの見立てでは最も予想確率が高いスコアは、横浜FMが4点以上を奪う「その他ホーム勝利」。大量得点はさておき、「勝利」に関してはデータ上では確かに昨季王者に分がある。通算対戦成績は28勝12分9敗で圧倒。さらに21年から5連勝中なのだ。
前回4月の対戦はA・ロペスが2発、大迫が1発をそれぞれ決め、互いに良さを出し合う好ゲームだった。それでも最終的には27.3%対15.4%のシュート成功率の差で、王者が3-2で乱打戦を制した。なお、昨年11月のアウェイ戦も神戸を3-1で下しており、今回も打ち合いのゲームになるかもしれない。
また、神戸が今季3点以上を失った試合は、先のホームでの横浜FM戦のみ。一方、横浜FMは4点以上を奪った試合が計4戦あり、いずれもホーム。内訳は湘南(4-1)、柏(4-3)、京都(4-1)、横浜FC(5-0)と下位チームばかりだが、これらの事例をAIは加味したのだろう。
横浜FMの前節の相手、鹿島が試合途中でガス欠したように、神戸もハイプレスの強度が後半に低下する可能性がある。また、アンカー齊藤未月の負傷による長期離脱で抜けた穴を、完全に補完したとは言い難い。
前節は今季初先発だった扇原貴宏が中盤の底で奮闘したが、今回は総得点リーグ1位の王者が相手。容赦なくアンカーの両脇のスペースを突いてくるはず。もしそこから守備のほころびが出れば、「その他ホーム勝利」が現実味を帯びてくる。
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