森保ジャパン“再始動”の2023年
様々なスポーツの話題で盛り上がった2023年も残りわずか。今回はサッカー日本代表『SAMURAI BLUE』の2023年を振り返りながら、来年の注目ポイントをまとめてみたい。
前年12月に行われたワールドカップの熱狂の余韻も残る中、3月の『キリンチャレンジカップ2023』から再スタートを切った森保ジャパン。ところが、24日のウルグアイ戦で1－1の引き分け、続く28日のコロンビア戦は1－2の敗戦と、出だしの2戦で勝利を挙げることはできなかった。
それでも、6月の『キリンチャレンジカップ2023』でエルサルバドルを相手に6－0で完勝。今年の初白星を挙げると、20日のペルー戦も4－1で快勝を収め、ここから快進撃がはじまる。
9月には敵地に乗り込んでの『国際親善試合』でドイツに4－1、さらにベルギーで行われた『キリンチャレンジカップ2023』のトルコ戦も4－2で勝利して欧州遠征2連勝。10月以降の4試合も負けなしで、現在のところ8連勝中となっている。
▼ SAMURAI BLUE・2023年の戦績
・『キリンチャレンジカップ2023』
3月24日（金）vs.ウルグアイ △（1－1）
3月28日（火）vs.コロンビア ●（1－2）
6月15日（木）vs.エルサルバドル ○（6－0）
6月20日（火）vs.ペルー ○（4－1）
9月12日（火）vs.トルコ ○（4－2）
・『国際親善試合』
9月9日（土）vs.ドイツ ○（4－1）
・『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023』
10月13日（金）vs.カナダ ○（4－1）
・『FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選』
11月16日（木）vs.ミャンマー ○（5－0）
11月21日（火）vs.シリア ○（5－0）
2024年は史上初『元日決戦』から幕開け
勢いに乗った状態で迎える2024年、見どころは1月1日からやってくる。
『TOYO TIRES CUP 2024』は、史上初となる元日のサッカー日本代表戦。タイ代表を国立競技場に迎える歴史的一戦は、12月20日の時点でチケット完売が発表されるなど大きな注目を浴びている。
さらにその後、1月12日には『AFC アジアカップ カタール2023』が開幕。前回大会では決勝戦でカタールに敗れて悔しい準優勝となっており、今回は3大会ぶり5度目の優勝を目指す大一番となる。
アジアカップ後には、今年11月に幕開けした『FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選』が3月と6月に2試合ずつ組まれ、無事に突破することができれば、9月からの『FIFAワールドカップ26
アジア最終予選』へ進む。
アジアの頂点を奪還し、アジア王者として北中米行きの切符がかかるW杯予選を迎えることができるか。1月から目が離せない戦いが続く。
▼ SAMURAI BLUE・2024年の予定
・『TOYO TIRES CUP 2024』
1月1日（月・祝）vs.タイ
・『AFC アジアカップ カタール2023』
1月12日（金）～2月10日（土）
・『FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選』
3月21日（木）vs.北朝鮮
3月26日（火）vs.北朝鮮
6月6日（木）vs.ミャンマー
6月11日（火）vs.シリア
・『FIFAワールドカップ26アジア最終予選』
9月2日（月）～9月10日（火）
10月7日（月）～10月15日（火）
11月11日（月）～11月19日（火）
若き侍が歩むパリへの道
また、2024年のスポーツ界を語るうえで忘れてはならないのが7月に開幕する『パリ五輪』だ。
五輪出場を目指すU-23日本代表は4月に開幕する『AFC U23アジアカップ カタール2024』に挑み、ここで3位以内に入ればパリ行きが決定。4位の場合は、ギニア（アフリカ）との大陸間プレーオフに回ることとなる。
チームの2024年初陣は3月22日（金）、対戦相手はマリに決定。夏に向けて弾みをつける一戦とできるか、若き侍にも熱い視線が注がれる。
▼ U-23日本代表・2024年の予定
・『国際親善試合』
3月22日（金）vs.マリ
3月25日（月）vs.未定
・『AFC U23アジアカップ カタール2024』
4月15日（月）～5月3日（金・祝）
・『海外遠征』
6月3日（月）～6月16日（日）
・『第33回オリンピック競技大会』
7月24日（水）～8月9日（金）
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