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サッカー、ストライカーの背番号9番に迫る

2017 9/13 14:03Aki
サッカー ストライカー
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サッカーの背番号とポジションの関係

サッカーにおける背番号は、近年では各クラブに伝統の番号が生まれるなど選手を象徴する数字として定着しているが、ほんの20数年前までは選手というよりもポジションを表すものとして使用されていた。
それを象徴するのが変動番号制で、試合に先発する選手が背番号1番から11番までをつけ、12番以降はベンチ入りする選手の番号。ということは、試合ごとに異なる選手が異なる番号をつけるという形になっていた。

こういった歴史から、現在でもポジションを背番号で表す習慣が残っており「◯番らしい選手」といった表現を目にすることも多い。
ただこの表現は少し複雑で、それぞれの国や地域で番号とポジションが異なるという現象も起こっていた。サッカーはそれぞれの国や地域で長い時間をかけてそれぞれの国や地域で独自の発展してきたという歴史を持っているからだ。
しかし、そんな中でもほとんどの国や地域で共通したイメージを持つ番号がある。 その番号とは9番で、どの国でも最もゴールに近い位置でプレーするストライカーに与えられてきた番号だった。

歴史上、ポジションを移動していない唯一のフィールドプレーヤー

イングランドで生まれたサッカーが、1800年代中盤頃に世界に広まっていくこととなるのだが、その時に使用されていたフォーメーションは2-3-5。最後尾にはゴールキーパーがおり、その前には2人のディフェンダー、さらにその前には3人のミッドフィールダー、最前線には5人のフォワードがいた。

背番号がつけられるようになったのはちょうどこの頃だ。番号は単純に後列右側から順に1から11を割り振ったもので、9番は最前線で5人が並ぶフォワードのうち中央にいる選手に振り分けられることとなった。
当時のフォーメーションについて、フォワードが5人いるのにディフェンスが2人とは無茶苦茶だと感じた方もいるだろう。しかし実際に当時のサッカーは特に問題なく行われていた。なぜならオフサイドのルールが現在とは異なっていたからだ。

現在のルールでは「相手ゴールラインからボールの間に2人以上の相手選手がいなければならない」となっているオフサイドルールだが、サッカーが誕生した当初のルールではオフサイドラインはボール。つまりボールより前にいる選手は全てオフサイドだった。これはルーツを同じくするラグビーのオフサイドルールとほぼ同じで、当初ラグビーとサッカーの違いは、ボールを手で扱えるかどうかでサッカーでも前方にパスを出すことは許されていなかったのだ。
その為、試合中の両チームの布陣は現在のラグビーとほぼ同じ形になる。その結果2-3-5というフォーメーションにたどり着いたのだ。

しかしその後サッカーではオフサイドルールが変更され、前方にパスが出せるようになる。ここからそれぞれの国や地域でフォーメーションの変化が起こっていくのだが、最前線中央で9番をつけた選手だけは、ほとんど全ての国でそのままの場所にとどまった。

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