サッカー、ストライカーの背番号9番に迫る|【SPAIA】スパイア

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サッカー、ストライカーの背番号9番に迫る


サッカーの背番号とポジションの関係

サッカーにおける背番号は、近年では各クラブに伝統の番号が生まれるなど選手を象徴する数字として定着しているが、ほんの20数年前までは選手というよりもポジションを表すものとして使用されていた。
それを象徴するのが変動番号制で、試合に先発する選手が背番号1番から11番までをつけ、12番以降はベンチ入りする選手の番号。ということは、試合ごとに異なる選手が異なる番号をつけるという形になっていた。

こういった歴史から、現在でもポジションを背番号で表す習慣が残っており「◯番らしい選手」といった表現を目にすることも多い。
ただこの表現は少し複雑で、それぞれの国や地域で番号とポジションが異なるという現象も起こっていた。サッカーはそれぞれの国や地域で長い時間をかけてそれぞれの国や地域で独自の発展してきたという歴史を持っているからだ。
しかし、そんな中でもほとんどの国や地域で共通したイメージを持つ番号がある。 その番号とは9番で、どの国でも最もゴールに近い位置でプレーするストライカーに与えられてきた番号だった。

歴史上、ポジションを移動していない唯一のフィールドプレーヤー

イングランドで生まれたサッカーが、1800年代中盤頃に世界に広まっていくこととなるのだが、その時に使用されていたフォーメーションは2-3-5。最後尾にはゴールキーパーがおり、その前には2人のディフェンダー、さらにその前には3人のミッドフィールダー、最前線には5人のフォワードがいた。

背番号がつけられるようになったのはちょうどこの頃だ。番号は単純に後列右側から順に1から11を割り振ったもので、9番は最前線で5人が並ぶフォワードのうち中央にいる選手に振り分けられることとなった。
当時のフォーメーションについて、フォワードが5人いるのにディフェンスが2人とは無茶苦茶だと感じた方もいるだろう。しかし実際に当時のサッカーは特に問題なく行われていた。なぜならオフサイドのルールが現在とは異なっていたからだ。

現在のルールでは「相手ゴールラインからボールの間に2人以上の相手選手がいなければならない」となっているオフサイドルールだが、サッカーが誕生した当初のルールではオフサイドラインはボール。つまりボールより前にいる選手は全てオフサイドだった。これはルーツを同じくするラグビーのオフサイドルールとほぼ同じで、当初ラグビーとサッカーの違いは、ボールを手で扱えるかどうかでサッカーでも前方にパスを出すことは許されていなかったのだ。
その為、試合中の両チームの布陣は現在のラグビーとほぼ同じ形になる。その結果2-3-5というフォーメーションにたどり着いたのだ。

しかしその後サッカーではオフサイドルールが変更され、前方にパスが出せるようになる。ここからそれぞれの国や地域でフォーメーションの変化が起こっていくのだが、最前線中央で9番をつけた選手だけは、ほとんど全ての国でそのままの場所にとどまった。

9番に求められたのは屈強なフィジカル

サッカーとラグビーが、かなり近いスポーツだったということを踏まえると、当初のサッカーで最前線の中央に構える9番の選手がどういった選手だったかをイメージし易いのではないだろうか。相手と激しくぶつかりあうポジションとして大きく屈強な身体と強いフィジカルが求められてきた。
それはオフサイドルールが変わりサッカーが大きく変わった今でも、敵陣で最も厳しい位置にポジションを取る以上変わらない。
戦術の変化により、一瞬の隙を突いてゴールを奪うことができる選手や、抜群のスピードで相手を切り裂く選手、0トップと呼ばれる中盤のアタッカータイプの選手など様々なタイプのストライカーが生まれてきた。だが、やはり9番らしい選手といえば屈強なフィジカルを持つ力強いストライカーだ。

2017年シーズン、Jリーグの9番

ここでJ1の18チームではどのような選手がつけているのかを調べてみよう。
2017年にJ1に所属する18チームのうち9番の選手登録があるのは、2017年8月22日現在15チーム。

北海道コンサドーレ札幌:都倉賢選手
ベガルタ仙台:平山相太選手
鹿島アントラーズ:鈴木優磨選手
柏レイソル:クリスティアーノ選手
浦和レッズ:武藤雄樹選手
FC東京:ピーター・ウタカ選手
川崎フロンターレ:森本貴幸選手
ヴァンフォーレ甲府:ウィルソン選手
アルビレックス新潟:山崎亮平選手
清水エスパルス:鄭大世選手
ジュビロ磐田:太田吉彰選手
ガンバ大阪:アデミウソン選手
セレッソ大阪:杉本健勇選手
ヴィッセル神戸:ハーフナー・マイク選手
サガン鳥栖:趙東建選手

となっている。
この中でフォワード登録では無いのはジュビロ磐田の太田吉彰選手ただ1人。 やはり見事にストライカーが揃っている。
ジュビロ磐田に関しても、2015年以降は太田選手となっているが、元々は炎のストライカーとも言われた中山雅史選手が長年背負ってきた番号。その後も現在アルビレックス新潟で9番を背負う山崎亮平選手がつけており、伝統的にはストライカーの番号となっている。

Jリーグでは外国人選手がつけることが多い番号

2017年のJ1で9番を背負う15人の選手達だが、やはり9番のイメージ通り屈強なフィジカルを持つ選手が多い。
都倉選手、平山選手、鈴木選手、クリスティアーノ選手、ウタカ選手、森本選手、ウィルソン選手、鄭大世選手、杉本選手、ハーフナー・マイク選手、趙東建選手の11人は大柄でフィジカルの強さにも定評がある。
ただ、そうなるとこのメンバーを見てもわかるように外国人選手が多くなる。
15人中6人は外国人選手となっており、2番から11番までのフィールドプレーヤーがつけるレギュラー番号としては2番目に外国人選手が多い。 ちなみに最も多いのは11番で7人だ。
この2つの番号共に外国人選手がになっているのは柏レイソルとガンバ大阪の2チームのみと意外に少なく、両番号が日本人選手がになっているチームもベガルタ仙台、川崎フロンターレ、ジュビロ磐田の3チームのみだ。

また北海道コンサドーレ札幌のヘイス選手、ベガルタ仙台のレアンドロ選手、柏レイソルのディエゴ・オリヴェイラ選手、アルビレックス新潟のドウグラス・タンキ選手、ガンバ大阪のファン・ウィジョ選手、セレッソ大阪のリカルド・サントス選手、ヴィッセル神戸のレアンドロ選手、サガン鳥栖の豊田陽平選手と並ぶ様に、実は11番も屈強なストライカータイプの選手が多い。
これは、キング・カズこと三浦知良選手の活躍で、他の国以上に日本では11番がストライカーの番号となっているからだろう。

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