岡山学芸館高校とは
1960年に開校した、岡山県岡山市にある岡山学芸館高等学校。私立の学校として中高一貫教育をおこなっており、施設内に岡山学芸館清秀中学校が併設されている。また国際化社会を見据えて、私立の学校では初となる英語科を設置したことも岡山学芸館高校の特徴だ。
またクラブ活動にも力を入れておりバスケットボール部やスキー部、硬式野球部などは全国大会へ出場した経験をもっている。プロ野球選手やJリーガーなど、多くアスリートたちを輩出している高校としても知られている。
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岡山県はプリンスリーグ中国に多くのチームが所属していることからも、サッカー強豪校がひしめくエリアだ。なかでも3強と呼ばれているチームのひとつ、岡山学芸館高校サッカー部の魅力や強さの理由を紹介していく。
1960年に開校した、岡山県岡山市にある岡山学芸館高等学校。私立の学校として中高一貫教育をおこなっており、施設内に岡山学芸館清秀中学校が併設されている。また国際化社会を見据えて、私立の学校では初となる英語科を設置したことも岡山学芸館高校の特徴だ。
またクラブ活動にも力を入れておりバスケットボール部やスキー部、硬式野球部などは全国大会へ出場した経験をもっている。プロ野球選手やJリーガーなど、多くアスリートたちを輩出している高校としても知られている。
全国高校総体へは過去に3度出場しており、2012年にはベスト16となる3回戦まで進んだ岡山学芸館高校サッカー部。そしてインターハイでは2015年に京都の王者橘高校、2016年は千葉の市立船橋高校と対戦。どちらの試合も岡山学芸館高校が惜しくも破れてしまったが、全国トップレベルの強豪校相手に善戦した。
他にもプリンスリーグ中国にも出場しており、2011年には2部で2位。翌年からは1部となって6位という成績をおさめている。
2015年までインターハイには出場するものの、全国高等学校サッカー選手権大会出場へは手が届かなかった岡山学芸館高校サッカー部。その全国大会を目標にして努力を続けてきた結果、2016年に初めて出場への切符を手にすることができた。
まず準決勝では就実高校と対戦。延長戦までもつれ込む激戦となり、3-2の逆転勝ちで突破する。続く決勝は名門の玉野光南高校と対戦。着実に勝利への得点を重ね4-2で勝利、念願だった県大会を制して全国大会へと駒を進めた。
目標だった県大会を見事に制し、全国大会への切符を手にした岡山学芸館高校サッカー部。これからも県の強豪校として、そして全国大会の舞台でも活躍するため、選手たちは日々厳しい練習を重ねている。
たとえば平日は夜7時30分まで毎日トレーニング、週末には遠征試合や練習試合をおこなっている。また2012年には人工芝のグラウンドが完成し、天然芝と合わせて選手たちがサッカーに取り組める環境が充実したことも、全国大会への切符を手にした岡山学芸館高校の強さの理由となっている。
厳しさだけではなく選手たちを褒めて伸ばす高原良明監督。チームに攻撃的なプレースタイルとシンプルなパスサッカーを意識させ、就任10年目で全国高校サッカー選手権大会への切符を手にした指導力が特徴だ。
また岡山学芸館高校には勉強とサッカーに打ち込める寮も完備されており、生活のなかで得る選手たちのつながりも強さの理由だ。そんな選手たちは先輩後輩といった上下関係を気にせず、同じ目標をもった一員として、全国トップレベルのチームとなるべく切磋琢磨している。
サッカー強豪校がひしめく岡山県のなかで、3強チームのひとつである岡山学芸館高校サッカー部の魅力や強さの理由を紹介した。並み居る強豪をおさえ2016年に初となる全国大会への切符を手にしたことで、波に乗っているチームとして今後の活躍に注目が集まっている。