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スケートボードでパリオリンピックに挑む51歳アンディ・マクドナルドの挑戦

2024 7/22 11:00SPAIA編集部
アンディ・マクドナルド,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

1994年からプロで活躍したレジェンドスケーター

2021年の東京オリンピックで初めて実施されたスケートボードは、他競技と比べて選手の年齢層が低いことは間違いないだろう。

比較的歴史が浅くて若者に人気があり、日本では一定の年齢以上になると選手層が薄いため、東京大会女子ストリートで金メダルに輝いた西矢椛は当時13歳、女子パーク銀メダルの開心那は日本人史上最年少記録を更新する12歳だった。

パリ大会でも男子ストリート日本代表の小野寺吟雲は14歳。東京大会に続く2連覇を狙う最年長の堀米雄斗でも25歳だ。

そんな中、7月31日に51歳になるオリンピアンがいる。男子パークにイギリス代表として出場するアンディ・マクドナルドだ。

アメリカ出身のマクドナルドは1985年に12歳でスケートボードを始め、1994年にプロ転向。Xゲームズで活躍したが、2018年を最後に3人の子供の父親としての仕事に専念することになった。

しかし、東京オリンピックを見て刺激を受け、父親のルーツであるイギリスからパリオリンピックを目指し、初の出場を決めた。自分の子供たちと同じ年頃の選手たちと競うことになるレジェンドスケーターは、年齢が単なる数字にすぎないことを証明するか。男子パークは8月7日に予選、8日に決勝が行われる。

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