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スノーボード界を代表する世界の有名スノーボーダーをご紹介します!

2016 12/1 16:42
スノーボード,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

今では若者に大人気のウインタースポーツの1つであるスノーボード。1998年長野五輪で正式オリンピック種目に認定され、今後ますます注目を浴びそうな気配です。ここでは、そんなスノーボード界のスタースノーボードライダーをご紹介します。

テリー・キッドウェル(Terry Kidwell)

テリー・キッドウェルはアメリカの出身で今のスノーボードのスタイルを形作ったライダーです。また、フリースタイル・スノーボードのゴッドファーザーとも呼ばれています。ハーフパイプのUSオープンでは最初に世界チャンピオンにもなりました。スノーボードにフリースタイルを最初に作り上げた人物でもあり、おもいっきりエビ反りになるメソッドエアーやハンドプラントといったトリックをスノーボードに取り入れ世界で注目の人物となりました。

クレイグ・ケリー (Craig Kelly)

クレイグ・ケリーは180cmもの長い板をソフトブーツで操ることができる神業の持ち主でした。80年代後半バートンへ移籍して以来、ハーフパイプやアルペンレースやバンクドスラロームやモーグルなどの大会で圧倒的な強さを発揮しました。そして、7度もワールドチャンピオンを獲得しました。しかし、残念ながら2003年カナダのレベルストークエリアで雪崩に巻き込まれ亡くなりました。今でもその美しい滑りは映像や写真に残されています。

テリエ・ハーコンセン(Terje Hakonsen)

テリエ・ハーコンセンは1974年10月11日生まれでノルウェー出身のプロスノーボード選手です。スノーボード界で最も影響力のある人物として知られており、ハーフパイプ世界選手権では三連覇を達成し、ヨーロッパ選手権では5回、U.S.オープンで3回、ベイカーバンクドスラロームで6回優勝しています。またインスブルックのAir & Styleでも優勝経験があり「生ける伝説」としての地位の確立しました。また、スノーボードにおけるエアの高さ世界記録を保持者でもあります。

平岡 卓 Taku Hiraoka

奈良県御所市出身の20歳。父がスキーのモーグル選手だったことから幼少よりスキーを始め、小学1年よりスノーボードを始めました。小学2年の時全日本スノーボード選手権に出場したことをきっかけにウインターデューツアー、ワールドカップ、バートン・グローバルオープンシリーズ、X GAMESなどの大会に出場し数々のメダルを獲得しています。2014年のソチオリンピックでは見事銅メダルを獲得し、銀の平野と共に日本でスノーボード競技初のメダルを獲得しました。

竹内智香 Tomoka Takeuchi

北海道旭川市出身の32歳で14歳で見た長野五輪がきっかけでスノーボードを始めました。オリンピックは、ソルトレイクシティを皮切りにトリノ、バンクーバー、ソチの4大会連続出場を果たしています。ソチでは、パラレル大回転で見事銅メダルを獲得しスノーボード競技初の日本人女性メダリストとなりました。主な功績は、2009年世界選手権4位、2012年ワールドカップ 1位、ソルトレイクシティオリンピック 22位、トリノオリンピック 9位、バンクーバーオリンピック 13位などです。

まとめ

ウィンタースポーツの中でも特に新しいスポーツ、スノーボード。スノーボードをカタチづくり、歴史を刻んできたライダーたちもまだ現役であったりします。新しいからこそ、これからどんどん進化していく可能性を大いに秘めています。歴史が浅いにも関わらずオリンピック種目としても選ばれているスノーボード。日本からも活躍するライダーたちが生まれてきています。今後どんなスターたちが生まれてくるのか。次回2018年のオリンピックでの期待が高まりますね。