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【中~上級者向け】これができたらカッコイイ!スノーボードの技と種類

2016 12/1 16:42
スノーボード
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Photo by Merkushev Vasiliy/ Shutterstock.com

少しずつスノーボードに慣れてきて、小技も難なくこなせるようになったら、次に挑戦したいのは難易度を上げた技・トリックですよね。ここでは、中~上級者向けの「これができたらカッコイイ!」そんなトリックを紹介したいと思います。

ボックスでのボードスライド

パークには、キッカーだけでなくテーブル、ボックスやレールなどのジブと呼ばれる障害物がたくさんあります。まずはグラトリでできるようになった技をこれらのアイテムを使ってやってみましょう。
パークにはじめて入るという人は、最初はレールではなく、ボックスでジビング(Jibbing)に挑戦!比較的幅が広くできているので、落ちにくく、パーク初心者にも安心です。ボックスに慣れてきたらレールにも挑戦してみてくださいね。ジビングの基本を身体が覚えたら、ノーズ、またはテールの『点』でアイテムをこすってスライドするという、マニュアル(テール、又はノーズを雪面に押し当てながら板を横にせず横乗り姿勢のまま滑ること)に挑戦してみましょう。

キッカーでエアーに挑戦!

キッカーは、パーク内に設置されているジャンプ台です。大きさや形もさまざまで、各レベルで楽しめます。キッカーから飛んで、スピントリックが決められるようになりたいですよね!コース上でオーリーが安定してできるようになったから、そろそろエアーに挑戦してみたい!そんな方も多いのではないでしょうか。まずはノーグラブのエアーで、飛ぶこと自体を安定させましょう。縦に回転するバックフリップ、フロントフリップもできるようになったらかっこいいですよね。

フロント(バック)サイドグラブエアー

エアー技の第1歩!ノーグラブでエアーが安定して飛べるようになったら、グラブエアーに挑戦してみましょう!グラブとはつかむという意味で、飛んでいる間に板をつかみます。いろんなエアーの基本にもなるので、是非確実にマスターしてくださいね。フロントサイドのグラブは、右手でボードをつかみます。普通にアプローチをして飛んだら膝を曲げて板を自分の真下の方向に引き寄せ、右手を下に出すと、簡単につかむことができると思います。バックサイドは左側になります。
実はノーグラブで飛ぶよりも、こちらの方がバランスが取りやすいので、エアーが安定しやすいんですね。綺麗なフォームで飛べるようになったら、少しずつスピードを速めていってもいいですね。

シフティーエアー

意外と難易度は高くないけど見た目のかっこいいエアーです。まずは普通にアプローチ、エアーに入ります。ある程度の高さが出たら、前側の足を思いっきり前に出します。
この時に、腰をひねり、上半身は後ろを向き、両手をうしろに高く突き出します。これにより身体の動きが大きく見えてかっこよく決まります。トリックすることに気を取られすぎて、助走が甘くなったり、早く身体を捻り過ぎたりするとバランスを崩しますので気をつけてくださいね。フロントサイド、バックサイド共によく練習してみてください。コツをつかんでしまえば、これは意外と簡単なので、是非試してみてくださいね。

エアー180°(ワンエイティー)

ぐっと難易度があがり、スピントリックのエアーです。180とは、水平に半回転するという意味です。1回転したら360°でスリーシックスティになりますね。スピントリックのエアーは怪我をしやすいので、無理をせず、十分気をつけて練習してくださいね。
まずはグラトリで180°がサクサクと安定してできるようになってから、小さなコブで練習してみてください。フロントサイドは右回りまたは時計回り、バックサイドは左回りまたは反時計回りになります。体に力が入りすぎていると上手く回れないので、リラックスしてエアーに入るようにしてみてくださいね。

まとめ

一度は挑戦してみたい、中~上級者向けの技・トリックを紹介しました。ジャンプやグラトリは決まると本当にかっこいいですよね!スピントリックなどの回転技は大きな怪我の原因にもなりますので、無理はせずに、少しずつレベルアップに取り組んでみてくださいね。