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知りたい!セーリングの起源や歴史、昔と今の違いなど!

2016 12/16 11:07
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Photo by Alvov / Shutterstock.com

皆さんはセーリングというスポーツを知っていますか? セーリングは、帆をつけた乗り物に乗って、風の力を使って水上を駆け巡るスポーツです。 あまり見たことがないという方も多いと思いますが、とっても面白い競技です。 今回は、セーリングの歴史についてご紹介します。

セーリングの起源

セーリングは、まだ蒸気機関やエンジンが発明されていない時代に、大海原を渡るために生まれました。そのため、スポーツ的な要素というよりは、地方の探査や物資の輸送を目的とするもので、特にヨーロッパのオランダで広く利用されていました。
その後、遊びとしてセーリングを始める人が徐々に増えていき、船も次第に小型化されるようになりました。そして、16世紀初頭にアイルランドで初めてセーリングのためのヨットクラブが設立されたことがきっかけで、スポーツとして発展していきました。

スポーツとしてのセーリング

スポーツとしてのセーリングは、1800年代中期より活発になってきました。1896年には、第1回アテネオリンピックの競技にも採用されています(悪天候のため実施されず)。
セーリングは、レース形式で試合が行われます。早くゴールした者が勝者となりますが、種目によっては時速60キロになるものもあります。エンジンも使わないのに驚きですね。
また、セーリングの魅力のひとつとして、頭脳戦がキーポイントとなることが挙げられます。あくまでも自然との闘いになるので、風や波を計算していつアタックをかけるのかというところに面白みがあります。

セーリングの種目

セーリングの種目は多岐にわたっています。オリンピックのセーリングを大まかに分類すると、男女共通種目、男子種目、女子種目、男女混合種目に分けられます。

・男女共通種目
RS:X級という1人乗りのウィンドサーフィンボードを使った種目、470級という2人乗りのヨットを用いた種目があります。

・男子種目
一人乗りのレーザー級、フィン級、2人乗りの49er級の3種目があります。

・女子種目
一人乗りのレーザーラジアル級、2人乗りの49erFX級の2種目があります。

・男女混合種目
ナクラ17級という種目で、2016年のリオ大会から採用されました。カタマランと呼ばれる艇を使って男女混合で船を操ります。

セーリングの歴史の変遷

セーリングは、今も昔も動力を使わず、風の力のみを使って大海を滑るように進むスポーツです。しかし、技術的な進歩は近年かなり進んでいます。それは、船の形や、帆の形の変化、そして周辺機器のハイテク化によるものです。
昔は動力源である風速以上に速く進むことは難しかったのですが、近年の小型艇では最大で風速の3倍以上の速度で進むことができるものもあります。
また、数百メートル先にある風の高レベルな予想ができるシステムやGPSシステムの進歩により、より速くより効率よく行われるようになりました。

オリンピック最新競技のナクラ17級とは

2016年のリオオリンピックで初めて正式採用されたナクラ17級は、スポーツでは珍しい男女混合の種目です。カタマランという、全長5.25メートル、全幅2.59メートルの巨大な艇に男女2人が乗り込んで試合をします。
2人にはそれぞれ役割があり、かじ取りと帆のコントロールをするスキッパーと、船から身を乗り出して進路を指示するクルーを分担します。この役割に男女差はなく、どちらがどちらの担当をしてもいいことになっています。

まとめ

セーリングは非常に長い歴史を持つ競技です。 しかし、動力源が同じであっても、技術の進歩によってどんどん速くなっています。また、新しい男女混合種目も今後拡大していくでしょう。 ぜひ皆さんもセーリングを楽しんでみてくださいね。

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