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真夏の祭典!開催初となる日本武道館でのG1クライマックスを良い席で見よう!

2018 7/3 16:06SPAIA編集部
プロレスリング,ⒸShutterstock.com
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過去27年の歴史において、初の武道館

今年もG1クライマックスの季節がやってきた。1991年から始まったこのリーグ戦で、数々のレスラー達が名勝負を繰り広げてきた「真夏の祭典」と呼ばれるこのリーグ戦。心待ちにしているプロレスファンも多いだろう。

本来、大会の決勝戦は両国国技館で行うのが恒例となっている。しかし、今年は国技館の改修工事が行われる為、決勝戦を含む最後の3日間は日本武道館で開催される。新日本プロレスの長い歴史の中で実に15年ぶり、G1クライマックスとしては初の日本武道館だ。

これまでにも様々なドラマが生まれてきた大会だけに今回の決勝は見逃せない。そんな熱い戦いが繰り広げられる武道館と、「ここは外せない!」という座席について解説したい。

プロレスとしては最高峰の会場!そのメリットとデメリットとは?

四方八方から中央リングを見渡せるすり鉢状の会場のため試合は見下ろすかたちで観戦し、収容人数は14,471人と両国国技より11,098人も多い。そして何より、形状がコンパクトなため選手を身近に感じることができ、これが最大の魅力となっている。

大きな会場の場合、客席からリングまでが遠く、女性ファンがSNS投稿用に写真を撮ろうとしても選手の姿が小さすぎたり、取材席が邪魔になったりとなかなかいい写真が撮れない。しかし、今大会の座席は「ロイヤルシート」「アリーナ」「1Fスタンド」「2FスタンドA」「2FスタンドB」に分けられており、アリーナ席などは選手との距離が非常に近く、エキサイトした観戦が可能と思われる。一方で、近年は報道陣の後ろ姿に選手が見づらくなることなどの原因で、アリーナ席での観戦がしづらくなっているというデメリットもある。

ねらい目は「1Fスタンド席」

地下に作られていることもある武道館のアリーナ席。その場合、二階席に当たる場所が「一階席」と呼ばれている。しかし、会場がすり鉢状の場合、前の人の頭がほとんど重ならず、開けた視野で観戦をすることが出来るのだ。二階席があるため若干の狭さは感じるかもしれないが、観戦中はそこまで気にならないだろう。

未だ運営が入場ゲートをこの会場のどこに設置するのかは不明だが、どの位置からでも間違いなく入場とリングを見渡せる。また、二階席は一階席に比べると当然距離を感じるものの、観戦は十分に楽しめるはずだ。武道館の性質を考えた上で、最も見やすく楽しめる場所はまさに「1Fスタンド席」と言えるだろう。

観席は観戦する目的を考え購入すべき

誰もが絶好の場所で観戦したいはずの今大会。どの席からでもプロレスを楽しめることに間違いはない。しかし、選手の写真を多く収めたいファンにとって1Fスタンド席は絶好の場所と言えるだろう。

「最前列の席で、選手を見たい!」「遠くの席でも声援を送りたい!」など、思いも望む観戦スタイルも個々に違うかもしれないが、この歴史的大舞台を盛り上げ大いに楽しんでほしい。


《関連サイト》新日本プロレス