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初心者がイチから始める弓道入門 ― 道具編 ―

2016 12/21 10:03
弓道
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弓道に必須の道具「ゆがけ」は、名称も種類も豊富

「弽」や「弓懸」、「弓掛け」と様々な書き方がある「ゆがけ」は、弓を引く際に引手側となる右手に装着する鹿革製の手袋のような道具だ。 弦を掛ける引手を保護すると同時に滑り止めとしての役割も果たしている。
現在の弓道で使用される?には、三ツ弽、四ツ弽、諸弽、押手弽といった種類があり、弓道の流派によって仕様が異なるが、 最も一般的なのは、親指、人差し指、中指までを保護する三ツ弽だ。
また、現在では親指に木製の角がついている「堅帽子」と呼ばれるタイプが主流となっている。 弽は天然の革製品で手作りのため高価で、大人用のもので25,000円前後の予算は必要だろう。大切にして長く愛用したい道具である。

弦は装着する弓に合わせて選びたい

弦(つる)は、弓の上端と下端に掛けて張る、矢を放つために必要な道具だ。使用頻度的に消耗が早いので、経験を重ねるうちに弦だけを購入して張り替える機会も訪れるだろう。
素材は、主に竹弓に使用する麻のタイプと、ケブラーやアラミドなどの合成繊維でできたタイプがある。一般にはそれらの素材を編み上げ、表面に薬煉(くすね)という、松脂に油を加えて煮た補強剤が塗られている。
弦を選ぶ際は、使っている弓の素材と長さに留意する。弦の太さは弓の強度に応じて選ぶと良いだろう。

練習から着用することが多くなった弓道着は早めの準備を

現在は学生も含め、弓道着を練習から着用する方が増えた。 弓道は集中力を支える精神統一が大切なので、練習から身なりを整えたいという気持ちの現れである。
弓道着には上衣、袴、帯、足袋、雪駄がある。主に女性が使う胸当ても弓道着に含める。 また、審査や講習会では段位に応じて黒紋付に袴という着物を弓道着と別に着用している。
上衣は白が一般的だが、黒や紺色の物もある。弓を引く際に両腕の不自由さをなくすため、肩の部分に適度なゆとりがあるものを選ぼう。 袴は黒や紺が主流で、裾がくるぶしに届く長さを選ぼう。男女ともに馬乗り袴が標準タイプとされている。
価格はそれぞれの素材によって異なるが、初級の方なら化学繊維でも十分だ。合わせて10,000円程度が相場のようである。

まとめ

弓道で使用する道具はこれらの他、矢を当てる的や巻藁、巻藁用の矢、下弽、弦巻や石突きといった細かい用具などもある。全ての道具を一気に揃えるなら7~8万円以上と、相応の予算も必要になる。 ただし道場や教室で貸してくれる道具もあるので、指導者や経験者の方と相談しながら優先順を決めていこう。

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