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【ファルコンS】「8年中6勝」している強力なデータとは?週末まで覚えておきたい5つのデータ

ファルコンSインフォグラフィックⒸSPAIA

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牝馬は不振

3月14日(土)に中京競馬場で行われるのがファルコンS(GⅢ 芝1400m)である。中京コースがリニューアルされて今年で9年目。いつものように過去10年のデータが出るまであと少しとなった。

元は左回りの小回りコースという、中央競馬場で唯一の設定だったが、今は東京、新潟のように左回りで直線が長いコースとなった。リニューアル当初は馬場傾向がコロコロと変わって予想が難解であったが、今はそれも落ち着いてきた。

リニューアル前は1200mの距離で施工され、荒れるイメージのあったレースだったが、この条件に変わって、1番人気は1勝しかしていないが、3番人気まで広げると5勝している。

優勝馬の人気ⒸSPAIA

2015年以外は単勝払い戻しが100円台と1着はそこまで荒れないレースとなっている。 次に「性別成績」。

性別成績ⒸSPAIA

過去8年で牝馬が3着以内に来たのは1頭のみ。出走数が少ないにしても19頭が出走し1頭ということは複勝率5%とかなり悪い。直線に急坂のあるコースなだけに、力の付き切っていない3歳牝馬にとっては厳しいのかもしれない。

「上がり最速」を出しそうな馬を狙え!

次に「前走距離別成績」

前走距離別成績ⒸSPAIA

1400mの距離なので前走1200mの馬でも多少は来ているのかと思いきや、こちらも3着が1回で複勝率2.9%とかなり低い。同距離・距離短縮組は4勝ずつ挙げており、この組から軸を選ぶ方がよさそう。

「前走クラス別成績」を見るとこちらはGⅠ組が複勝率40%あるが、勝率は0%。

前走クラス別成績ⒸSPAIA

このGⅠ組の前走は1頭を除いて14頭が朝日杯FS組である。昨今ホープフルSがGⅠに格上げされて、朝日杯FSのレベルがさらに低下しているだけに、このデータは今後も続きそう。

最後に過去8年で6頭も勝ち馬が出ているデータを発見した。それが「上がり最速馬の成績」。

上がり最速馬の成績ⒸSPAIA

6勝もすごいが連対率が53.8%。1400mらしく前半が速くなるし、直線も長いので最後にしっかりと足を使える馬が有利ということだろう。決め手のある馬にはぜひ注目しておきたい。

ファルコンSインフォグラフィック

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