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東海Sを好時計で逃げ切ったインティ 予想はヒモ荒れを狙ったが……

競馬
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1分49秒8で駆け抜けたインティ

1月20日(日)、中京競馬場で行われた東海S(GⅡ)。その結果と、予想はどうだったのか振り返って行く。

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レースはインティがスッとハナを取る形。スマハマが2番手だが、そこまでつついていかず平均ペースで流れる。絶妙のペースで逃げたインティが今回もほぼ追われることなく楽勝だった。勝ちタイム1分49秒8は冬のダートにしてはかなり時計が速く、これで6連勝となった。1着にはフェブラリーS(GⅠ)への出走権が与えられるだけに、出走してくるだろう。このまま一気にダート界の頂点に立つのか注目したい。

2着は先団で立ち回ったチュウワウィザード。しまいはいい足を使ったが、届かなかった。例年なら1分50秒1の時計で走っていれば余裕で勝てるのだが、相手が悪かった。

3着が7馬身差でスマハマ。最後はバテたが、長期休み明けで3着なら上出来。前走の青竜S(OP)で、のちに白山大賞典(JpnⅢ)を大勝するグリム、東京大賞典(GⅠ)を勝つオメガパフュームには先着をしており、次走以降が楽しみだ。

ヒモ荒れを狙ったのが間違い

予想は過去6年で複勝率100%の1番人気からいったのは正解。ただ、相手に挙げたコスモカナディアンが4着。グレンツェントが8着。アンジュデジールが12着とハズレ。

人気別成績

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1、2、4番人気の決着で、「人気馬から穴馬」に流すのが鉄則というデータが通用しなかった。鉄則とは大げさなことを言ったと反省している。今週はシルクロードSの予想を担当する予定。過去10年で3連複万馬券が7回出ているレース。しっかりと穴馬を見つけたい。