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東海ステークスは人気馬から穴馬を狙うのが鉄則!

競馬
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データが少なく悩ましいレース

1月20日(日)に中京競馬場で行われる東海S(GⅡ・ダート1800m)。このレースは2月17日に行われるGⅠフェブラリーSの前哨戦である。昨年3歳で古馬を撃破したルヴァンスレーヴが足元の不安でフェブラリーSを回避し、一気に混戦模様になっただけに注目したいレースである。

馬券的にこのレースの厄介なところは、この時期に施行されるようになって今年で7回目ということ。正直データが少なすぎるので、過去中京1800mで行われたレースデータも交えて予想していきたい。

素直に人気馬からいくのが鉄則

まずは過去6年の東海S人気別成績。

人気別成績

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1番人気がこの6年で全て馬券圏内に来ている。その他の特徴としては、勝ち馬は全て単勝一桁台。ただし、2着3着に人気薄の馬が入り配当妙味があるのがこのレースの特徴だ。

過去の人気薄成績

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続いて過去5年の中京ダート1800mの枠順成績から。

中京ダート1800m枠順成績

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口裏を合わせたのかと疑いたくなるくらい勝ち星がほぼ同じ。ただ、たまたまだと思うが、過去このレースでは4枠が3勝。勝ち星の半分が4枠から出ている。話を戻すが、この条件の連対率、複勝率も偏った成績が出ておらず枠順は気にしなくてよさそうだ。

次に騎手成績。

騎手成績

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注目は2位の福永騎手。連対率32.3%、複勝率43.5%とかなり高い数字。武豊騎手も連対率、複勝率の数字が高く、表には載っていないが、古川騎手、戸崎騎手、川田騎手の数字もいい。

最後にこのレースの脚質別成績。

脚質別成績

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モデルが少なく寂しいが、中京のダートらしく後方から行く馬は厳しそう。ある程度の位置を取れる馬が有利だ。

人気馬から穴馬へ

本命はインティ。人気、騎手、脚質からこのあたりから行くのが一番。連勝の内容、時計を見るとこの馬なら重賞戦線でやれると判断。

荒れるレースなら相手が大事。このレースは前走GⅠ、OP特別を使った馬が好相性なレース。大井で行われた東京大賞典組も2勝と好成績を残している。

前走クラス別成績

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穴はここから出るのか?ただ、前走GⅠ組で面白そうなのがアンジュデジールくらいでこれでは馬券的に面白くない。前走オープンを使った組から脚質を考慮すると昨年2着のコスモカナディアンか。この馬の特徴がいつ走るかわからないこと。昨年も同じローテーションの師走Sを12着の後に激走し大穴をあけた。このレースの後、また低迷期に入り、7走後に久々に馬券圏内に入るという馬券的につかみにくい馬。前走4着だが、大外枠の割に頑張った方。あの走りができれば去年の再現があるかも。

1月19日(土)公開のコラム「単勝回収率441%!ミナリク×加藤征弘×ダートの人気薄は買うべし!」をさっそく参考にし、グレンツェントも買いたい。実はこの馬は一昨年のこのレースの勝ち馬。近走内容を見るともうワンパンチほしいが、重賞にしては手薄な相手で一昨年のメンバーとそこまで変わりはない。

筆者が買うとすれば、馬券はインティから相手にコスモカナディアン、グレンツェント、一応アンジュデジールに馬単。アンジュ相手だと付かないので、インティからコスモ、グレンツェントのワイドも押さえておく。


《関連データ》単勝回収率441%!ミナリク×加藤征弘×ダートの人気薄は買うべし!