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単勝回収率441%!ミナリク×加藤征弘×ダートの人気薄は買うべし!

ミナリク,ⒸSPAIA
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本当にダート戦に強いのか

鮮やかな金髪とそれに負けないくらい明るい性格のフィリップ・ミナリク騎手。1975年生まれ、チェコ出身のミナリク騎手はこれまで4度リーディングを獲得しているドイツを代表するジョッキーだ。2018年2月に初めて短期免許を取得。約2か月の騎乗期間内の成績は132戦9勝と平凡なものだったが、ダート戦に騎乗して好成績を挙げている印象が強かった。

今年は1月5日から4月4日まで3か月間の短期免許を取得している。そこでミナリク騎手は、芝コースとダートコースでどのような成績を挙げているのか、本当にダート戦に強いのか、分析してみる。

13勝中10勝がダート

2019年1月18日現在、13勝を挙げているミナリク騎手の芝、ダートの成績を比較したデータを見てほしい。

ミナリク成績,ⒸSPAIA

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芝コースでは3勝のみだが、ダートでは10勝と芝の3倍の勝ち鞍を挙げている。芝では勝率4.7%、連対率7.8%、複勝率10.9%と低調な成績の一方、ダートでは勝率10.9%、連対率18.5%、複勝率26.1%と、まずまず優秀な数字を挙げていることがデータとして見て取れる。

2018年の単勝回収率は驚きの441%

続いて厩舎別の成績を見てみると、156鞍中32鞍が加藤征弘厩舎からの騎乗依頼で最も多かった。加藤征弘調教師は昨年に引き続き、今年もミナリク騎手の身元引受調教師になっている。では、具体的にはどのような成績を残しているのだろうか。

ミナリクと加藤征成績,ⒸSPAIA

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13勝中、約半分の6勝が加藤征弘厩舎の騎乗馬で、2018年は勝率22.7%、連対率36.4%、複勝率については54.5%と優秀な成績を残している。特筆すべきは単勝回収率の高さ。2018年は441%、今年は371%と驚くべき数字だ。

1番人気にも強い

さらに少し深くデータを見てみると、1番人気馬に騎乗した際の成績も素晴らしいことが分かった。

ミナリクと加藤征人気別成績,ⒸSPAIA

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加藤征弘厩舎の1番人気馬に騎乗した回数は4回と少ないが、その全てで3着以内に入っており、複勝率は100%となっている。このデータから1番人気の馬に騎乗する際は、黙って買うのが正解だろう。

また9番人気以下の馬に騎乗した際の成績は6戦3勝と、こちらも素晴らしい成績を残している。詳細なデータは以下のとおり。

ミナリクと加藤征9番人気以下成績,ⒸSPAIA

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コースは全て中山競馬場で、そのうち2レースがダート1200m戦だった。先週14日の中山8レースでも、ノーザンクリスに騎乗して単勝3710円の美味しい馬券を提供してくれた。また余談ではあるが、サニーダンサーとノーザンクリスについては、ともに外国人オーナーの所有馬である。馬主に注目してみるのも面白いかもしれない。

これら紹介したデータから導き出した結論は、加藤征弘厩舎の馬に騎乗する際は絶対買うべきであるということ。さらに1番人気、ダート、または9番人気以下の人気薄であればなおさらだ。

ミナリク騎手の大穴馬券を狙ってみよう!