新馬戦は内ラチに接触して3着
9月30日(土)阪神3R・芝1800mの未勝利戦で、ハーツクライ産駒のサフィラ(栗東・池添学厩舎)が初勝利を飾った。母はドイツオークス馬、全兄に朝日杯FSを制したサリオス、半姉には府中牝馬Sを制し、GⅠのエリザベス女王杯と有馬記念で2着という成績を残したサラキアなどがいる、競馬ファンには馴染みのある良血だ。
サフィラは8月の新潟芝1600m戦でデビューし、1番人気の支持を集めていたが、直線で最内から伸びようとしたところで内ラチに接触。そこから巻き返すも3着という結果に終わっていた。
今回は6頭立ての1番枠からスタートし、向正面では後方から2頭目を追走。しかし各馬が一団となって流れ、前半800mを49.5で通過したあたりで松山弘平騎手は徐々に外へと誘導。前回と同じミスは繰り返したくないという思いが透けて見えた。
4角で前3頭が横並びの直後までポジションを押し上げると、大外を回って直線へ。残り200mで逃げていたブラーヴイストワルをあっさりと交わすと、松山騎手はちらっと後ろを振り返る余裕がありながらも3馬身半差の快勝。このメンバーでは力の違いが際立った。4回阪神開催は全体的に高速馬場でのレースが続いていたが、それを踏まえても勝ちタイム1:47.9はまずまず優秀と言っていいだろう。
今年の牝馬路線は素質馬揃いでレベルが高そうだが、サフィラにも兄姉たちのように大きな舞台で活躍してくれることを期待したい。