牝馬は4年連続連対中
6月5日(日)に行われるのは春のマイル王を決める一戦、安田記念(GⅠ・芝1600m)。GⅠホース6頭が出走してきたが、混戦模様でどの馬にもチャンスがありそうだ。果たしてSPAIA予想陣6人の見解はどうなったのか見ていこう。
全体的に印がバラける形となった中、AI予想エンジンKAIBAと編集部競馬班がシュネルマイスター本命で一致。ドバイターフは初の海外、1800mでパンサラッサが作るハイペースも堪えたようだが、国内マイルでキレの生きる舞台なら反撃濃厚だろう。
京都大学競馬研究会は、前走の高松宮記念でGⅠ初勝利のナランフレグを本命に抜擢。距離延長は未知数ではあるものの、今の外差しが効く馬場状態と安田記念の道中緩まない傾向は味方するとの見立て。オッズ的にも勝負する価値ありと見ている。
東大ホースメンクラブの本命はソウルラッシュ。全体的に前残りの傾向にあったマイラーズCを4角13番手から豪快に差し切った。2006年以降の阪神芝1600mの重賞で、レース上がりより0.9秒以上速い上がり最速で勝った馬は過去に13頭いるが、いずれもGⅠ馬。その14頭目である点に注目する。
そしてデータ予想の門田光生氏は近4年連続で牝馬が連対しているというデータとGⅠ勝ちの実績からレシステンシア、馬場/展開バイアス予想の坂上明大氏はハイレベルの4歳世代から牝馬ソングライン。両者は前走ヴィクトリアマイル組を本命とした。
AI予想エンジンKAIBA
◎シュネルマイスター
◯セリフォス
▲ファインルージュ
△カフェファラオ
×レシステンシア
東大ホースメンクラブ
◎ソウルラッシュ
◯イルーシヴパンサー
▲レシステンシア
△ファインルージュ
×ナランフレグ
×ロータスランド
京都大学競馬研究会
◎ナランフレグ
◯イルーシヴパンサー
▲シュネルマイスター
△ソウルラッシュ
×ファインルージュ
×カフェファラオ
門田光生(データ予想)
◎レシステンシア
◯ヴァンドギャルド
▲シュネルマイスター
△ロータスランド
×カフェファラオ
坂上明大(馬場/展開バイアス)
◎ソングライン
◯ファインルージュ
▲イルーシヴパンサー
△シュネルマイスター
×カフェファラオ
×セリフォス
☆ダノンザキッド
編集部競馬班
◎シュネルマイスター
◯ダノンザキッド
▲レシステンシア
△イルーシヴパンサー
×ナランフレグ
×サリオス
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