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【AI京王杯2歳S】牝馬は過去10年で26頭未勝利 人気のリフレイム、リンゴアメは無印に

2020 11/7 06:00SPAIA編集部
2020年AI京王杯2歳SインフォグラフィックⒸSPAIA
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牝馬受難のレース

11月7日に東京競馬場で行われるのは2歳限定のGⅡ・京王杯2歳S。年末のGⅠ・朝日杯FSの前哨戦として位置づけられるレースだ。このレースをAIはどう見たのか。

本命はモントライゼ。2走前の未勝利戦で後続に1.7秒差をつける圧勝劇を演じている馬。前走は重賞で2着に敗れているが、重馬場で前半33.9というペースを考慮すれば負けて強しの内容と判断した模様。

対抗はブルーシンフォニーで、こちらも重賞好走歴のある馬。新馬戦は進路確保にかなり手間取ったが、外に出せてからは鮮やかな伸び脚。東京コースを経験済みなのも強み。

3番手はレガトゥス。新馬戦こそ離された6着ながら、これは不良馬場で参考外と見たようだ。以下、ジャガード、ロードマックスに印を回している。

唯一の重賞馬リンゴアメ、デビュー2連勝の内容が破天荒で人気を集めそうなリフレイムはともに無印。真裏で同距離のファンタジーSが行われる中、あえて牡馬に当ててきた牝馬だが、過去10年では26頭が未勝利。複勝率もわずか7.7%。この数字では食指が動かないのも当然か。

京王杯2歳性別成績



AI予想エンジンKAIBA
◎モントライゼ
○ブルーシンフォニー
▲レガトゥス
△ジャガード
×ロードマックス

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。


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