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【日本ダービー】データからも「運」が大事 当日まで覚えておきたいデータ

日本ダービーインフォグラフィックⒸSPAIA
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京都新聞杯組に注意

5月31日に行われる、3歳の頂点を決める日本ダービー。コントレイルの二冠達成なるか?はたまたそれを阻む馬は現れるのか?当日までに覚えておきたい過去10年のデータを紹介。

生まれ月別成績ⒸSPAIA



かつて、「1月生まれはダービーを勝てない」と言われた時代があった。初めて1月生まれがダービーを勝ったのは第83回のマカヒキで、昨年勝ったロジャーバローズも1月生まれだ。

「1月生まれの呪縛は解かれたのか?」と思われるかもしれないが、実は過去10年の勝率で言えば13.3%とトップ。複勝率20.0%も2位の数字。4月生まれが【0.2.2.37】と悪いくらいで、あとはそこまで差はなし。今の時代に、生まれ月を気にする必要はなさそうだ。

前走レース別成績ⒸSPAIA



クラシック二冠目ということもあり、やはり前走皐月賞組の成績が【8.7.5.66】とかなり有利。だが、注目は京都新聞杯組。過去10年で【2.1.1.22】と、数が少ないながら大健闘。昨年のロジャーバローズや2013年のキズナがダービー馬になっている。

今年、このレースを制したのはキズナと同じ勝負服のディープボンド。また、父がキズナとダービーにゆかりがあることが多いため、是非注目しておきたい。

乗り替わりは厳禁

騎手乗り替わり別成績ⒸSPAIA



同騎手の成績が【10.8.7.93】と1着はパーフェクト。これは、過去30年にさかのぼっても同じ。有力馬で乗り替わりそうなのはほとんどいないが、騎手に何かアクシデントがあれば、その馬には嫌なデータとなる。

枠別成績ⒸSPAIA

トップは1枠の【4.2.1.13】。過去10年で4勝とはすごい数字だ。ロスなく2400mを回ってくる馬が有利ということ。

ここまでデータを見ると、騎手が乗り替わる不運なことや、1枠をゲットする幸運が必要なレースだということ。ダービは「最も運のある馬が勝つ」と言われるが、データからもそのような傾向が出ている。

2020年、日本ダービーデータインフォグラフィック