完全アウェーの中、亀谷さくらがファインセーブ連発
デンマーク、ノルウェー、スウェーデンで開催中の第26回ハンドボール女子世界選手権に出場している女子日本代表「おりひめジャパン」は7日(日本時間8日)、開催国で予選E組1位デンマークとのメインラウンド初戦に臨み、27-26で勝利を収めた。
観衆8000人を超える完全アウェーの中、立ち上がりこそリードを許したものの、後半は終始リードを保つ展開。残り30秒で同点に追いつかれたが、終了間際残り3秒に相澤菜月からのパスを松本ひかるがスカイプレーでシュートを決めた。
この試合のPlayer of the Matchにはファインセーブの連続でピンチを救ったGK亀谷さくらが選ばれた。
ⒸJHA/Yukihito Taguchi
メインラウンドでは、予選同組だったドイツ、ポーランドとは対戦せず、予選ラウンドでの対戦結果を持ち越すため、「おりひめジャパン」は1勝2敗となる。
次戦は9日(日本時間同日23時30分)に予選E組3位のルーマニアと対戦する。コメントは以下の通り。
■楠本繁生監督
「まずはデンマークに感謝を伝えたいと思います。それは日本の選手がデンマークの選手によって大きな力を引き出してくれたことが勝利につながった。今日の勝利のカギはゴールキーパーの亀谷選手のファインセーブが大きかった」
■笠井千香子キャプテン
「これまで競った試合に負けてしまって悔しい結果となっていたが、全員で勝ち切ることを目標にやってきて、本日勝ち切ることができ次につながったことが嬉しい。今後の試合も競る試合が続くと思うが勝ち切って次に繋げれるようにしたい」
ⒸJHA/Yukihito Taguchi
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