後半リード奪うも逆転負け
デンマーク、ノルウェー、スウェーデンで開催中の第26回ハンドボール女子世界選手権に出場している女子日本代表「おりひめジャパン」は日本時間3日、予選ラウンド2戦目のポーランドと対戦し、30-32で競り負け、開幕2連敗となった。
前半は15-15の同点で折り返し、後半の22分には中山佳穂がシュートを決め、勝ち越しに成功。しかし、終盤に逆転を許して惜しくも敗戦。この試合のPlayer of the Matchには日本の佐々木春乃が選ばれた。
楠本繁生監督は「残りの試合は、課題を克服して臨みたい」と短い言葉で次戦への決意を語った。
キャプテンの笠井千香子は「ドイツ戦同様、最後まで良い試合はできたが、競り合った試合を勝ちきれなかった。イラン戦はしっかりと勝ちきれるように全員で意識して試合に臨みたい」と気を引き締めていた。
予選ラウンドF組でドイツ、ポーランド、イランと同組に入っている日本は、2戦を終えて0勝2敗で現在3位。予選ラウンド最終戦となる次戦は、日本時間5日午前2時からメインラウンド進出をかけてイランと対戦する。
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