福井県立鯖江高校体操部は、全国大会上位を目指して活動
鯖江高等学校は、小高い山の上に位置する緑豊かな環境にあり、敷地内に芸術作品が常時展示されているなど特色ある校風です。
体操部は男女併せて30名弱の部員構成で、特に男子が強いことで知られています。2010年の沖縄インターハイ体操競技の団体で、創部50年にして初優勝を果たし、併せて個人総合優勝とダブルでタイトルを獲得しています。
また、2016年の全国高校総体でも団体で3位に入っており、今や全国屈指の強豪校といえるでしょう。鯖江高校の選手の活躍により、福井県は平成28年の国体男子体操少年の部でも3位に入賞しました。
小松大谷高校は、高校総体出場の実績もある体操の強豪校
小松大谷高等学校は石川県小松市にあり、運動部の活動に力を入れている学校です。校訓は「真心を育み、力一杯生きる人に」で、部活動のすべてで県内1の目標を掲げて活動しています。
体操部は2016年度高校総体の男子に石川県代表として出場し、並み居る強豪の中で見事予選を通過しています。また、北信越地方の高校が参加している「北信越高等学校体操競技大会」でも毎年上位に入る成績を収めており、2015年は全体で5位、石川県の高校としては最高の順位となりました。
鵬学園は、石川県トップレベルの体操強豪校
鵬学園高等学校は、石川県七尾市にあり、普通科の他に県内唯一の調理科がある学校として知られています。調理学科では、必用な専門科目を取得すると、卒業時に調理師免許が付与されるという特色があります。
体操部は伝統的に女子が強く、2016年の石川県高校総体では団体女子が優勝し、北信越大会では3位に入賞しインターハイ出場という成果を残しました。また、男子についても石川県高校総体では個人で2人が入賞しています。顧問の先生の指導により、厳しい練習によって心身を鍛え、仲間との友情を深めることをモットーにしています。
新潟県有数の体操強豪校・関根学園は、地元メディアも応援
新潟県上越市の関根学園高等学校は、「輝いて生きる」が建学の精神で、創造的思考力と調和のとれた社会人の育成を目指しています。
体操部は2016年度新潟県高校総体で男子女子ともに団体優勝という快挙を成し遂げました。さらに全国高校総体にも出場して健闘しました。地区大会では男子個人が1位から3位を独占し、女子も1位と2位となり、関根学園体操部の強さは地域で知らない人はいないと言われているほどです。全国大会出場時も、地元ではテレビなどのメディアで取り上げるなど、活躍を後押ししています。
長野県の大町岳陽高校は、県大会で完全優勝の強豪
長野県大町岳陽高等学校は、2016年に長野県大町高校と長野県大町北高校が再編統合されて校名が新たになった高校です。クラブ活動は運動、文化とも盛んで、体操部は男女ともに長野県では他を引き離す成績を収めています。
2016年の長野県高等学校体操選手権大会では男女ともに団体で優勝し、個人総合でも長野岳陽の選手が男女で1位となり完全優勝を果たしました。全国高校総体にも出場して大きな経験を積んでいます。全国的にみればまだまだ課題はありますが、県内の少年少女体操経験者が入学を目指す高校として注目されているので、今後のレベルアップが期待されています。
まとめ
中部地方の高校体操部で、過去の実績や部としての規模において全国レベルと言えるのが福井県の鯖江高校です。
同じ中部地方の高校体操部は鯖江高校に追いつこうと、目標を掲げて、学校、顧問、生徒一体となった努力を重ねています。