熟年ゴルファー藤田寛之選手選手
藤田寛之選手の2017年のクラブセッティングを見てみると、以下のとおりとなっている。
藤田選手は身長168㎝70㎏とプロゴルファーの中では小柄な部類に入り、ドライバー飛距離は2016年公式記録で275.99ヤードで59位とそれほど飛ぶ方ではない。年齢も1969年生まれだから2018年で49歳になる。
したがって、力のいるクラブは避けたいのだろう。フェアウェイウッドは標準的な3Wと5Wの2本だが、アイアンセットは5番からPWまでの6本にして、距離の欲しいミドルホールのセカンドショット用には、ロングアイアンの代わりに3番と4番ユーティリティーを入れている。その代わりユーティリティーを2本入れたのでウェッジは2本しか持てていない。グリーン周りのウェッジは2本で十分なのだろう。
ドライバー
・ヤマハ RMX118 ドライバー
フェアウェイウッド
・3W キャロウェイスティールヘッドXR
・5W ヤマハ RMX FW 2016モデル
ユーティリティ
・3U タイトリスト 818
・4U タイトリスト 818
アイアンセット
・ヤマハ RMX018 ツアーモデル5番～PW
ウェッジ
・53度 タイトリストボーケイ
・58度 タイトリストボーケイ
パター・スコッティ キャメロン プロトタイプ
小柄で若くドライバーもそこそこ飛ぶ今平周吾選手
今平周吾選手の2017年関西オープンゴルフ選手権大会のクラブセッティングは、以下の通りだった。
今平周吾選手は165㎝60㎏と小柄だがドライバーは、290ヤードとそこそこの飛距離がある。年齢も、1992年の生まれで2018年で26歳とまだ若い。
フェアウェイウッドは標準的な3番と5番を入れて、アイアンセットは4番～PWの7本にした。3番アイアンの代わりに3番相当となる21度のユーティリティを入れている。
そこそこ力はあるが、小柄なプレーヤーには3番アイアンよりはユーティリティの方が扱い易い。
ドライバー
・ヤマハ RMX116 ドライバー
フェアウェイウッド
・3W GBB EPIC STAR フェアウェイウッド15度
・5W GBB EPIC STAR フェアウェイウッド18度
ユーティリティ
・タイトリスト910H ユーティリティ21度
アイアンセット
・ヤマハ RMX 116 TOURBLADE アイアン4番～PW
ウェッジ
・52度 タイトリスト ボーケイデザイン SM5ウェッジ
・60度 タイトリスト ボーケイデザイン SM5ウェッジ
パター
・オデッセイ WHITE HOT RX パター 2BALL V-LINE
少し大柄、年齢は30過ぎでドライバーもよく飛ぶ池田勇太選手
池田勇太選手の2017年RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメントでのクラブセッティングは以下の通りだった。
池田選手は身長176㎝体重76㎏とやや大きめな体格で、ドライバー飛距離は約300ヤードと日本選手では飛ぶ部類に入る。年齢も1985年生まれで2018年で33歳になる脂ののった時期だ。
フェアウェイウッドは3番と5番の標準的な2本を入れ、アイアンは意外にも3番は抜いて4番からになっている。代わりはユーティリティの4番をいれた。ロングアイアンを使いこなせる力量でも、易しいクラブを追求したのだろう。力量ギリギリのクラブを持つのもいいが、易しいクラブで余裕を持てばプレーにも余裕が生まれる。
ドライバー
・テーラーメイド M1 440ドライバー9.5度
フェアウェイウッド
・3Wテーラーメイド M2 フェアウェイウッド2016モデル15度
・5Wテーラーメイド M2 フェアウェイウッド2016モデル18度
ユーティリティ
・4Uキャロウェイゴルフ GBB エピック
アイアン
・ヨネックス N1-CB フォージドアイアン4番～PW
ウェッジ
・52度ヨネックス N1-CB フォージド プロトタイプ
・59度タイトリスト ボーケイデザイン SM5ウェッジ
パター
・オデッセイ オー・ワークス ブラック
そろそろ中年ドライバーは飛ぶ方ではない片山晋呉選手
片山晋呉選手のISPSハンダマッチプレー選手権でのクラブセッティングは以下の通りだった。
片山選手は身長171㎝体重70㎏とやや小柄な選手で、年齢も1973年生まれと2018年で45歳になる。ドライバーの飛距離は287ヤードと飛ばない方だ。
ドライバーの飛ばない分は、フェアウェイウッドを3本入れて補っている。その分アイアンは7番からにして、つなぎはユーティリティを3本入れた。
7番ウッドだと3番アイアンと同じぐらいの距離が出るので、その下をユーティリティでつないで飛距離に連続性を持たせている。ユーティリティの3本も、4Uでロフト角が24度とボールが上がりやすくなっている。
ドライバー
・グローブライド オノフ ドライバー KURO10.5度
フェアウェイウッド
・グローブライド オノフ フェアウェイアームズ KURO3W,5W,7W
ユーティリティ
・グローブライド オノフ フェアウェイウィングス KURO4U,5U,6U
アイアン
・グローブライド オノフ フォージド アイアン KURO7番～9番
ウェッジ
・グローブライド オノフ フォージド アイアン KURO46度
・ウェッジAW
・ウェッジSW
パター・長尺パター
中肉中背で体格がいい宮里優作選手
宮里優作選手の2017年ホンマ・ツアーワールド・カップでのクラブセッティングは以下の通りだった。
宮里選手は身長170㎝体重70㎏とそれほど大きくはないが体幹がしっかりしていて、ドライバーショットは290ヤード程の飛距離だ。
それほど飛ぶ方ではないが、フェアウェイウッドは3Wの1本だけで、5Wの代わりに17度のユーティリティが入っている。アイアンタイプのユーティリティでウッドよりもアイアンが得意なのだろう。距離を出すクラブはフェアウェイウッドの方が易しそうだが、アイアンが得意ならこの組み合わせもありそうだ。
距離を稼ぐクラブを2本に抑えた分ウェッジはPWを入れて4本としっかりそろえることができた。
ドライバー
・ピン G400 LSテック ドライバー
フェアウェイウッド
・3W ピン Gフェアウェイウッド14.5度
ユーティリティ
・2Uピン G400 クロスオーバー17度
アイアン
・ピン i200 アイアン 4番～PW
ウェッジ
・ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ48度
・ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ52度
・ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ59度
パター・スコッティキャメロンT5CS パター
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