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久々の優勝で一皮むけるか、元賞金女王上田桃子

2017 8/3 12:07hiiragi
momoko,ueda
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アメリカ女子ツアーで勝利、賞金女王も獲得

初優勝の後も、5月に行われたサロンパスワールドレディスゴルフトーナメントで2位、ヴァーナルレディースで5位と好調を維持し、6月に行われたリゾートトラストレディスで2勝目を挙げた。この試合は女王不動裕理選手とのプレーオフを制しての優勝で、価値ある1勝となった。
3勝目もプレーオフを制しての優勝だった。7月に行われたスタンレーレディスゴルフトーナメントは悪天候により最終日が中止。2日目までの首位横峯さくら選手、有村智恵選手、そして上田選手の3人によってプレーオフが行われ、見事優勝を勝ち取った。この優勝で賞金レースでも首位に躍り出て、賞金女王の座を目指すことになる。
そして迎えたミズノクラシックは、上田選手にとって忘れられない大会になった。この試合はアメリカ女子ツアー公式戦で、勝てばアメリカ女子ツアーのシード権が手に入る。首位タイで迎えた最終日は1番2番と連続バーディでスコアを伸ばし、7番ロングホールでは、2打目がカップに入るアルバトロスを達成、後続を突き放した。バックナインも手堅く2バーディ、1ボギーでまとめ2位に2打差をつけて優勝、アメリカ女子ツアー初制覇を成し遂げる。
この優勝で賞金女王の座にも大きく近づいた。そして大王製紙エリエールレディスオープンで5勝目を飾り、賞金女王の座を確定させた。

日本女子ツアーとの掛け持ちで戦ったアメリカ女子ツアー

2008年からはアメリカ女子ツアーに参戦すると、さっそくハワイで行われた開幕戦SBSオープンから出場し、女王アニカ・ソレンスタム選手と優勝争いを演じた。一時は首位に並ぶ場面も作ったが、さすがにソレンスタム選手は強く、2位に2打差をつけて優勝、上田選手は3打差5位タイで競技を終えた。
このアメリカ女子ツアー参戦初戦での優勝争いは、自信になったに違いない。この年はアメリカ女子ツアー19試合に出場、賞金ランキングは45位で終えている。並行して日本女子ツアーでも13試合に出場、2回の優勝を飾り賞金ランキングは17位だった。
アメリカ女子ツアー参戦2年目となった2009年は、18試合に出場、賞金ランキングは33位まで順位を上げた。日本女子ツアーには12試合に出場、1勝を挙げて賞金ランキングは21位に着けた。
アメリカ女子ツアー制覇が期待された上田選手だったが、賞金ランキングは2009年の33位をピークに下降に転じ、2013年には88位でシード権を失った。そしてそれを機にアメリカ女子ツアーから撤退する。
これまでの6年間は同じような配分で、アメリカ女子ツアーと日本女子ツアーを戦った。もし、同時期に戦った宮里藍選手や宮里美香選手のようにアメリカ女子ツアーに専念していたら、もっと違った結果になっていたかもしれない。

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